さらす

◆ 受信料制度って、改めて不思議だな

  夕食後、TVをつけっぱなしでネットサーフィンしていた。
  ふと、気づくと驚くべき番組が放映されている。
  NHK会長自らが出演して、職員の不正発覚に端を発した
  一連の不祥事に対する批判に応えている。
  それも、NHKが生中継で。
  視聴者からのキツーイ意見を局アナが読み、「会長、これらに
  対してどう答えますか」とやる、なんてぇのはひと昔前には
  考えられない(これも筋書きどおりなのか?)。

  そもそもTVを持ったが最後、NHKに受信料を支払う義務が
  生じる、たとえNHKをみなくても発生するこの不思議な制度って、
  いったい何。
  それ故、疑問に由来する潜在的な不満は案外大きかったのだ、
  と思う。
  そして、職員の横領の発覚に対しての一連のNHKの対応の
  甘さ、これで国民の不信感は増幅されたのだろう。
  それが、受信料不払いの急増という現象、こんな番組を自らが
  制作せざるを得なくなったことにつながったんだろう。
  
  なるほど、組織の透明性が強く求められる時代にあって、
  このような番組はあっても不思議ではない。
  当たり前、といっても良いのかもしれない。
  臭いものにふた、といった体質も徐々に変わりつつあるのか。
    
  ところが、会長の結局居座るつもりで、弁明し続ける姿勢は、
  明日以降の不払い増加につながって、さらに混迷の度を深める
  んじゃないか、と心配。
  最後に鳥越俊太郎が、「この番組を見て、さらに不払いが増える
  んじゃないか」と言っていたが、まったく同感。
  かえって会長は墓穴を掘ったんじゃないのかなぁ。
  
  NHKのすぐれた番組に接してきた思いが残っている私自身は、
  この番組をみて、さらにNHKバッシングが強まるのでは、と懸念
  する。
  NHKが体質を変えて「再生」することを願わずにはおれない。
    
  
  
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by capricciosam | 2004-12-19 23:24 | 時の移ろい | Comments(0)


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