あれから

■ ○年経ったのか…

  日中はくもりがちの天気だったが、春の勢いは止まらない。
  家周辺の雪がみるみる後退していき、下の地面が見えてきた。
  確実に春の気配が目に見える融雪という形で現れている。
  本州のような梅や桜の開花は、まだまだ先のこと。
  北国らしく、やっと訪れた春の兆しをじっくり味わうよい時期だ。
  
  いかりや長介さんがリンパ節癌で72歳で死んだのは一年前の
  今日だった。
  去る者は日々に疎し、か。時の経つのは早いな。
  ドリフターズの「8時だよ全員集合」をリアルタイムで(生中継
  だったね)夢中になって見ていた世代としては、長さんの死と
  いうのは、実感がなかった。
  また、「オゥイッス!」と右手を高く挙げて、現れるんだろうな、
  とそんな気がしていたが、今でもそんな気がしないではない。
  そのくらい、長さんは例え外見はハゲて、老けても、身近に
  暖かさを感じられる好ましい存在だった、ということだろう。
  それは役者として開花した晩年になっても変わらない。
  世間から注目され、そして愛されるキャラクターだった、と思う。

  ところで10年前の今日は世間の大注目となったものの、後に
  憎悪の的となった人物が引き起こした事件のあった日でもある。
  オウム真理教による地下鉄サリン事件だ。
  未曾有の都市型テロで大勢の人が犠牲になった日でもある。
  無防備な市民を狙った非道さは、いくら10年経っても絶対に
  風化させてはいけない。
  というのは、まだ事件全体が総括されていないからだ。
  特に、首謀者の教祖には今だに判決が下されていない。
  司法制度が改革されるのは歓迎すべきことなのだろうが、
  裁判の迅速化はもっと焦眉の急として取り組んでもらいたい。
  重大事件であればあるほど、その司法判断の結果は、世間
  の一人一人に訴え、考えさせる影響力もある。
  しかし、これだけ事件がますます凶悪化する中では、重大事件
  が区切りがないまま時に流されていき、人々の記憶の中からも
  薄れていく速度が増しているのではないか、と危惧している。
  だからこそ、法の下の平等に配慮しつつも、できるだけ迅速に
  審判していってもらいたい、と思う。
  
  今日もバードテーブルはにぎやかでした。
  以前撮ったものですが、ツグミとスズメが同時にテーブルに
  います。最近は牽制するより食べるほうが優先しているようです。
 
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by capricciosam | 2005-03-20 21:36 | 時の移ろい | Comments(0)


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