ジョナサン・ノット&バンベルク交響楽団@Kitara・第2夜

第2夜は、演奏順に
ブラームス交響曲第2番
ブラームス交響曲第4番

昨夜の感想としては「節度感」なる造語で表現したのですが、
適度な抑制の効いた「大人の音」のような印象でした。
Kitaraも2日目となると、ノットさんも大胆にオケを解放したかのように
サウンドに輝かしさが加わった印象に変わりました。
まあ、曲の性格にもよるのかもしれませんが…
その分、各パートがのびのびして活き活きとした感じが出たのは良いとしても、
アンサンブルに乱れが時折感じられたのは少々残念でした。
(まぁ、そんなに気になる程でもなかったのかもしれません。)

「4曲のうち一番印象深かったのは?」
と、心の内に問うてみれば、無難な仕上がりだった昨夜の第1番かなとも思ったのですが、
よくよく問い返して見れば、やはり今夜の第4番でしょうか。
やはり、昨夜に比べてのびのびとしている演奏が幸いして、
この曲本来の持ち味を引き出したのかな、という気がします。
ブラームスの交響曲の総仕上げの曲にふさわしい演奏でしたね。

全交響曲を通して聴くなんてことはCD以外では初めてでしたが、
ブラームス好きには打って付けの企画でした。
さらにブラームスが好きになりましたね。
それにつけても空席の多さよ。
入りとしては2日平均して50~60%程度だろうか。
しかし、暖かく、熱い拍手が続いたのは嬉しかったですね。
bambergerのまたの来札を期待したいところです。
(あの入りじゃ、無理かな……)

アンコールは昨夜と同じく2曲
「ハンガリー舞曲の何番だろう?」
という素人の期待は、半ば軽~く裏切られましたが、なかなか楽しめました。
特に、2曲目では3階席からトランペットの響きがしたりして。
そう言えば、ノットさんはリゲティ等の現代曲もさかんに取り上げるんでしたね。

ブラームス/ハンガリー舞曲第17番
リゲティ/オーケストラのためのコンサートロマネスクより第4楽章
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by capricciosam | 2009-10-14 23:20 | 音楽 | Comments(2)
Commented by zephyr at 2009-10-15 00:26 x
折角のシンフォニー・チクルスなのに2日目のみ決め撃ちでの参戦でした。
アンコールでジョナサン・ノット自家薬籠中のリゲティ持って来ましたね♪

右手と左手で全く別の指揮をする離れ業は、リゲティのピアノ曲に於ける
ピエール=ロラン・エマールの鍵盤捌きを彷彿とさせるテクニックでしたね。
二人はこのあと東京で1番のピアノ協奏曲で共演するみたいてすけれど、
きっとアンサンブル・アンテルコンタンポランでの盟友同士なのでしょう☆
(プログラム買ってないので、違っていたら申し訳ございません...冷汗)
って言うか、エマールはアンコールで何を取り上げるのか気になります!

バンベルク響もリゲティとかハルトマン演らせたら見事に最強オケへと変身。
一粒で二度美味しい、摩訶不思議なオーケストラでございまするなぁ?
Commented by capricciosam at 2009-10-15 06:33
>zephyrさん、コメントありがとうございます。
>リゲティ
ブラームスで作られた印象をガラッと変えましたが、
あのアンコールはなかなかの聴きものでしたね。
現代曲は敬遠気味なのですが、あの曲は全曲
通して聴いてみたいと思いました。
東京公演でもどんなアンコールが飛び出すことか。


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