子供はいらない

幸い雪も降らないおだやかな週末だったので、カミサンと散歩していました。
青空も見える良い天気だったのですが、やはり大気は冬です。
しっかり着込まないとなかなか身体が暖まりません。
ウォーミングアップでもすればよいのでしょうが、そこまで改まっちゃうと
段取りが増えて、私の性分では気楽に取り組めなくなります。
歩いてみると、高齢者が多いのですが、まだまだ散歩している人がいます。
とは言っても、数的には少し減ってきたかな。
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さて、先日こんな記事が目に止まりました。

「内閣府が5日付で発表した男女共同参画社会に関する世論調査で、
「結婚しても必ずしも子どもを持つ必要はないか」との質問に賛成と答えた人が
「どちらかといえば賛成」を含めて、過去最高の42・8%に上った。
2007年8月の前回調査と比べ6・0ポイント増えた。
賛成が最も多かったのは20代女性の68・2%で以下、30代女性61・4%で、
20代男性56・6%、30代男性56・3%の順。
全体でも女性が46・5%と、男性の38・7%を大きく上回った。 」
(以上、北海道新聞より引用)

「う~ん、マジっすか!?」
結婚観、家庭観が根本的に変化してきているんですね。
って言うか、社会制度を揺るがす地殻変動が起きてる感じだなぁ…。

生まれてきた以上「加齢」は万人に平等で、毎年一歳ずつ年を重ねていく。
決定的に違うのは、先に生まれたか、後に生まれたか、という世代の差。
そして、世代ごとの役割を社会のルールにおいて果たすことで、
世代間の支え合いがあっただろうし、現にあるのではないか。
これは親子関係が典型例かもしれない。
親世代は子供世代を養育し、成長させて社会での自立に備えさせるし、
子供世代が長じたころには親世代は高齢化しているので年金等で支えてもらう。
少なくともこの例のようなことを各家庭で、ひいては社会で延々繰り返すことで
社会制度が成立してきたのだろう。
そこに世代間の絶対的な数の差が拡大することは、その支え合う関係の
成り立ち自体を難しくさせる恐れがあることは言うまでもない。

しかるに、この調査に回答された若い世代の人たちは、
「結婚しても子供を持つ必要はない」即ち「子供はいらない」と言ってる訳で、
何代か後の世代が、極端な話、なくてもよいと考えている人が多い
ということを示しているらしい。
私には回答された人たちの老後がどういうものになるのか到底想像できない。

もちろん、こう回答されるには、それなりの事情、背景、原因があることは
私のような凡夫でも思いつくのだが、放置しておいて良いとも思えません。
「結婚して子供を持ちたい」と回答するような意識改革につながる
あらゆるアプローチを実施していかなければ「超超少子・高齢化社会」の
出現を食い止めることは難しいのではないかと心配になります。
最も、そんなのが出現したら日本は衰退した後でしょうが…
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by capricciosam | 2009-12-06 22:17 | 時の移ろい | Comments(0)


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