第138回直木賞の時は、候補になった段階で早々記事にして楽しみだ、
なんて言ってたら、まさかの受賞に至らずで気落ち。 (自分とはなんら関係のないことなのに勝手にへこむなんざぁ、ね。 応援するとはこんなものなのでしょう。) 今回も候補作になったので、「おいおい、今度は大丈夫なんだろうな!?」 と、心の内では少々文春に対して凄んで、じっとしておりました、ハイ。 (功成り名を遂げたプロを、そんなに弄んではいけないよ。) そんな気持ちだったのですが、受賞を知った時は「やった!」と 喜んだのはもちろんです。 (心の内で凄んだことを反省) それで、佐々木さんのインタビューを見たくなり、こんな時間に。 佐々木さん、あまり緊張した様子は感じられません。 堂々と、かつ淡々としてイスに着席。 受賞に至るまでに31年書き続けたことに対して感想を求められると、 しばらく言葉がでなかったのですが、その間の目の動きは止まらない。 ふさわしい言葉をさがして頭がフル回転だな、と思ったら、 質問した記者に対してニコニコしながら 「どんな回答を期待していらっしゃいます?」 これには、思わず笑っちゃいましたね。 さすがです。 新年早々正月もないような忙しさを宣言していたのに、 受賞によって多忙さに拍車がかかるでしょうから、 健康にだけは留意されて、さらに執筆に励んでいただきたいものです。 最後になりましたが、佐々木譲さん、直木賞受賞おめでとうございます!! <追記1.17> 受賞インタビューで佐々木さんは次のように発言されています。 「何年か東京で暮らしたこともありますが、ずっと北海道で暮らしていますので、 北海道について書きたいという思いはずっと持っていました。 今まで北海道在住の作家さんが書いてこなかったことを、 エンターテインメントの作家として書いてきたつもりです。 (受賞作は)北海道の特徴ある地方都市が抱えている問題を一つ一つ書いていこう という発想から生まれた小説。 北海道に生きつつ、これからも北海道の問題を取り上げていこうと思います。」 (以上、産経新聞より引用) こりゃ、楽しみです。期待してます。 <追記1.31> 市内の某大型書店の店頭です。 入り口の目立つところにワゴンを出して平積みです。
by capricciosam
| 2010-01-14 23:40
| 時の移ろい
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