予習しつつ、復習してみた

冬季オリンピックに関する報道はスポーツ記事でも見かけなくなりました。
いっときの熱狂ではあるのですが、なかなか印象深い大会でした。
選手の活躍はもちろんなのですが、同じアジア勢として中国や韓国との
獲得メダル数の差が話題になっていました。

曰く「韓国選手団は日本選手団の半分程度なのに、メダル数が倍以上」
曰く「両国の予算は100億円以上なのに、日本はその3分の1程度」
曰く「その少ない予算を事業仕分けでさらに減らそうとしている」

確かに、予算そのものは意外に少ない感じで、ビックリしましたが、
一方でただ予算をかけるとメダル数は増えるのか、というのは疑問なところ。
むしろ、韓国の予算と派遣選手規模から推測できるのは「選択と集中」
ということなのではないか、という点です。
自国のメダル有望種目へは、思い切って予算を手厚く配分し、
上位入賞が難しい競技については選手そのものの派遣を中止している、
のではないか、ということです。
結果的にはメダル獲得数で国別対抗をしているようなものですから、
戦略が理にかなっているということなのだろうと思います。
この点に関する詳細な解説や報道を見かけないので、あくまで私の推測です。

ところで、スケートは健闘したものの、やはり中国、韓国に差をつけられている
ためなのか、早速次期大会で30歳以上となる選手を強化指定しない、
という見直し策を発表しています。
年齢だけで線を引くという考えはいかがなものか、という声もあるでしょう。
しかし、やはり何大会出場しても成績が振るわない、力が落ちている場合は、
選手のみなさんも、アスリートの宿命として、ごく当たり前のこととして
受け止めていくんじゃないかな、と思うのです。

それから、事業仕分けについては、独立法人や公益法人等に巣くう
天下り役人等のムダの排除、削減が主目的であることを考えると、
この手の非難は情緒的で、的外れではないのかな。
国家的破産に限りなく近づいている危機的財政状況では、
ムダを排除した結果の削減に聖域はあり得ないのでしょう。

ちょっと、長々と書いてしまいました。
今夜久しぶりにN響アワーを観たら、セミヨン・ビシュコフ指揮で
チャイコフスキー交響曲第4番を演奏していました。
なかなかの熱演でしたね。
ビシュコフさんは若くして頭角を現した方で、いっときCDを次々リリース
していたのですが、小生が所有しているのは写真のCDのみ。
ちょいと予習を兼ねて聴きながら書いています。
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by capricciosam | 2010-03-07 23:52 | 時の移ろい | Comments(0)


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