道産子初のノーベル賞受賞

いや~、快挙ですね。
道産子の一人として素直に喜びたい気持ちでいっぱいです。
鈴木章名誉教授、おめでとうございます。

医薬、農薬、液晶、有機EL。
鈴木カップリングの凄さは、なんと言っても
我々の生活を支える基幹産業で広く使われていることでしょう。
特許を取得しなかったのは経済的理由(特許にかかる費用)、
立場的理由(税金による研究)の他、
「化学は広く社会で使われてこそ意義がある。」
との考えをお持ちだったから、とは視野の広さを感じさせる。
やはり、社会に役に立ってこその学問ですよ。

鈴木章名誉教授の発言から。

「セレンディピティとは研究上、運に恵まれるかどうかということで、
幸運に巡り会う機会はあっても、それを生かすかどうか、その対応の
仕方が肝心。新しいものを見つけようとする気持ち、見つけるための
努力が大事で、それを持っているかどうかで、セレンディピティを
生かすかどうかは変わってくる」
(以上、産経新聞より引用)

※セレンディピディ serendipity
何かを探しているときに、探しているものとは別の価値あるものを
見つける能力・才能を指す言葉である。何かを発見したという「現象」
ではなく、何かを発見をする「能力」を指す。平たく言えば、
ふとした偶然をきっかけに閃きを得、幸運を掴み取る能力のことである。
(Wikipediaより引用)

<追記2011.1.15>
「18世紀のイギリスに「セイロンの三王子」という童話が流布していた。
この三王子は、よくものをなくして、さがしものをするのだが、
ねらうものはいっこうに探し出さないのに、まったく予期していない
ものを掘り出す名人だった、というのである。
この童謡をもとにして、文人で政治家のホレス・ウォルポールという人が、
セレンディピディ(serendipity)という語を新しく造った、人造語である。
そのころ、セイロン(いまのスリランカ)はセレンディップと言われていた。
セレンディピディというのは、セイロン性といったほどの意味になる。
以後、目的としていなかった副次的に得られる研究成果がひろくこの語で
呼ばれることになった。」
 (以上、「思考の整理学」P.67より引用)


<追記>
こんなのを発見。
「ノーベル化学賞受賞記念として、北大生協食堂全店で、
 牛トロ丼Mサイズ450円が300円に。
 10月8日(金)一日限定企画」
う~ん、楽しい企画。何食用意してあるんだろう。
売り切れたりして(笑)
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by capricciosam | 2010-10-07 23:08 | 時の移ろい | Comments(2)
Commented by 与作の女房 at 2010-10-08 21:54 x
最初から 何かのために、とか現実的な成果追求ではなくて、科学的真理を追究した研究であったからこそ、あっぱれ!な受賞となり(言葉足らずで済みません)役に立っているのでしょうね。 学問とは何か、と熱く語っていたゼミ教官を思い出してしまいました 
Commented by capricciosam at 2010-10-09 00:21
>与作の女房さん、コメントありがとうございます。
>最初から 何かのために
鈴木先生がカップリング反応を成功された当時を
振り返って、まさかこんなに汎用性があるとは
当時は想像もしていなかった、というような趣旨
の発言をされていました。
狙って得られる場合もゼロではないのでしょうが、
案外、そうじゃない場合のほうが圧倒的なのかも
しれませんね。

>学問とは何か、と熱く語っていた
若い時にそういった体験をすることは
一件何の役にも立たないようですが、
多角的な視点を持つとか、広い視野を育てる
という観点に立てば、意義あることだろう
と思いますね。
そんな出会いを持てたことは良かったですね。


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