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札響名曲シリーズVol.3@Kitara2010

一曲数分からせいぜい10数分くらいの長さのチエコとロシアの
名曲ばかり集めた、まさしく「名曲」コンサート。

1曲目スメタナ/歌劇「売られた花嫁」より3つの舞曲
2曲目ムソルグスキー/交響詩「はげ山の一夜」(R・コルサコフ編)
3曲目R・コルサコフ/スペイン奇想曲
4曲目ドヴォルザーク/スラブ舞曲集より
   第一番、第三番、第五番、第十番、第十五番
5曲目ポロディン/「だったん人の踊り」
アンコールはフチーク/行進曲「剣士の入場」

半年ぶりに見るエリシュカさんはお元気そうで何より。
指揮ぶりも相変わらずきびきびとしていて、札響から引き出す音楽も
メリハリが効いている。
ホント、この人が振ると札響の音がガラッと変わるんだから驚く。

スメタナでにぎにぎしく始まったが、2曲目では鳴らすべきところは鳴らし、
整えるべきところは整えて、この手垢のついた曲に新鮮な光をあてる。
さらに、3曲目はコンマスに始まって各パートの首席奏者のソロがたっぷりとあり、
聴き応えのある曲なのだが、みなさんの健闘もあり、
十分楽しませてもらいました。
4曲目は連続で聴いてみると、ひとつの完結したまとまりに聞えたから
不思議なもんです。
この曲もひとつひとつが魅力的。特に第10番なんて最高でした。
5曲目はライブで感動した体験があるだけに、少々ハードルが高くなるけれど、
まずは無難に仕上げてありました。
ほぼ満席となった会場の盛大な拍手に応えたアンコール曲は
「あ~、聴いたことある、ある。」
という曲だったのですが、CDは所有しておらず。これは残念。
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by capricciosam | 2010-11-27 22:05 | 音楽


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