品がある漫才

喜味こいしさんが亡くなられました。

先年亡くなられたお兄さんの夢路いとしさんとの兄弟しゃべくり漫才は
実演では一度も観たことはありません。
でも、小さい頃から主にTVを通じて大好きな漫才師さんたちでした。
典型的なボケとツッコミを最小限の動作で、とんちんかんな会話の妙だけで
大人から子供まで笑わせてくれる。
しかも、いつ観ても提供される笑いの質は一定している。
これぞ、私にとっての「笑いの定番」でした。
こういう漫才だけがよろしい、などと言うつもりはありませんが、
激減してきたようで寂しい限りです。

落語家の桂米朝さんの下記の談話につきます。

「いとこいさんの漫才には品がありましたな。一切お客さんをいらわずに、
2人の会話だけで進めて行く。呼称は常に「君」と「僕」。
決して「おまえ」、「どついたろか」といったドぎつい言葉は使いません。
上品の極みや。今の漫才さんの中に、このスタイルを受け継いでくれる人が
おるかしらん。」
(以上、朝日新聞より引用)

喜味こいしさんのご冥福をお祈りいたします。


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by capricciosam | 2011-01-24 20:50 | 時の移ろい | Comments(0)


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