あの響きをもう一度

大震災救援に向けて道内に拠点をおくプロの団体の動きが具体化してきた。
まず、北海道日本ハムファイターズ。

「阪神戦は20日(午後4時)、21日(午後1時)の2試合で、ともに札幌ドーム。
 この2連戦は、東日本大震災の復旧支援チャリティー試合として実施する。
 両チームの選手がファンに義援金を呼び掛けるほか、ドーム内に募金箱を設置し、
 チケットの収益と合わせた全額を日本赤十字社に寄託する。」
  (以上、北海道新聞3.17より引用)

こちらは今日、明日の話だが、相当の支援の気持ちが寄せられるのではないだろうか。
また、昨日は4団体が合同で。

「コンサドーレ札幌や北海道バスケットボールクラブなど道内のスポーツ4団体は
 19日、東日本大震災の復興支援のため、札幌駅前通地下歩行空間で、
 街頭募金を呼び掛けた。2クラブと、女子サッカーのノルディーア北海道、
 フットサルのエスポラーダ北海道の選手、スタッフら総勢150人以上がそれぞれ、
 札幌市共同募金委員会の活動に協力した。」
(以上、北海道新聞3.20より引用)

そして、Kitaraで定期演奏会を行った札響。

「指揮者、楽団員、スタッフ、ボランティアの手にある募金箱に
 来場の方から次々と寄せられた義援金は、759,430円となり、
 18、19日の2日間の定期演奏会で、計1,322,012円の義援金が集まりました。」
(以上、札響HP3.19より引用)

次々と立ち上がって、その下に支援の輪が拡がっている。

クラシックでも、過去来日公演をした海外のオケも続々と哀悼の意と
「with you」という気持ちを表明してくれている。嬉しい限りだ。
その中で、ラトルとBPOからのこんな映像を見つけた。


団員の方の日本語による心のこもったメッセージと
ラトルの沈痛な表情とメッセージには心打たれた。

無事すり抜けるか、破局に至るかの違いはあるが、危機は必ず終わりを告げる。
破局に至らぬ限りは、被災者の方を除けば多くの人が日常に戻っていく。
11月には来日する予定があるようなので、ぜひ演奏で感動を与えてもらいたいものだ。
感動は前向きに進む力、生きる力になる。

私的には2008年の来日公演での演奏会が忘れがたい思い出となっているが、
これに関連して、なんとも悲しく、心痛む記事を目にした。
当日の演奏会場となったミューザ川崎の惨状である。
c0007388_1029944.jpg

「川崎市によると、落下したのは天井の仕上げ材と軽量鉄骨でできた下地。
 震災当日の11日の時点では、4階席まであるホール内の2~3階席部分に
 またがる範囲で落ちていたというが、その後の余震で落下の範囲は広がり、
 この日は1~4階席の広範囲に落ちてきた鉄骨や天井材が積み重なっていた。」
(以上、朝日新聞3.18より引用)

写真で見る限り、当日座っていた座席も瓦礫の下だ。
余震のために確認作業もできず、ホール再開のめども立たないらしい。
一日も早く復旧して、ミューザ川崎に集う音楽ファンの方たちに
あの素晴らしいホールの響きを取り戻してあげてもらいたいものだ、
と遠方よりお祈りしたい。
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by capricciosam | 2011-03-20 10:34 | 音楽 | Comments(0)


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