札響名曲シリーズVol.2@Kitara2011

今回は狂詩曲と奇想曲のみによる演奏会。
狂詩曲、奇想曲とは「19、20世紀の曲種名で、自由奔放な性格をもち、叙事的、
民族的な色彩を帯びることが多い。」「19世紀、気まぐれな性格の器楽小品。」
(以上、YAMAHA音楽辞典より引用)
というように、一定の様式にとらわれずに作曲者が気の趣くままに書かれた作品
のようで、プレトークの方もおっしゃったように「聴く方も肩肘張らずに気軽に楽しむ」
ことができる仕掛けのようだ。

当日演奏されたのは以下のとおりです。
1 ドヴォルジャーク スラヴ狂詩曲第3番
2 チャイコフスキー イタリア奇想曲
3 リスト(ミュラー=ベルクハウス編)ハンガリー狂詩曲第2番
4 シャブリエ 狂詩曲「スペイン」
5 エネスコ ルーマニア狂詩曲第1番
アンコール フチーク フローレンス行進曲

4を除けばスラブ色満載で、エリシュカさんにとってはお手のものなのでしょう。
はじめて耳にした1,5では、5は楽しめたものの、1はあまり楽しめず。
1は出だしが「我が祖国」のようにハープの独奏から始まるのですが、
有名な「スラブ舞曲」ほどのまとまりが感じられず、印象には残りませんでした。
2は管楽器群の健闘もあり、色彩豊かな明るい曲調をよく表現していました。
3は未聴と思っていたのですが、出だしを聴いて「おっ、昔聴いたことあるぞ」と
思い返した一曲でした。とは、言ってもディスクは所有しておらず。
ちょっと編曲が異なっているのですが、懐かしさ満載でした。
4はわずか7分程度の小品ながら、演奏も良く、楽しめました。

最後に、御歳80歳のエリシュカさんですが、相変わらず指揮ぶりは
颯爽としており、札響から充実した響きを引き出す様には圧倒されます。
聴衆の高齢者のほうが、よほど足下が覚束ない感じです。
年金制度の見直しにともなって、定年延長や年金開始年齢の引き上げが
噂されていますが、高齢者になっても老け込む訳にはいかないなぁ~
なんてことまで思った一時でした。
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by capricciosam | 2011-10-15 20:00 | 音楽 | Comments(0)


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