人智を尽くす

昨夜、そろそろ寝ようかという頃。
変な音が断続的に聞こえるので、耳を澄ますと、屋根から雪が落ちているんですね。
しかも、「ボタッ」こんな音なので、「あ~湿っているな」とすぐ気がつきました。
聞こえる間隔も徐々に短くなって、とうとうザーッと一気に落ちていきました。
雪が湿っていましたから、傾斜した屋根では長く留まっていられないんですね。
「ふーっ、やれやれ重たいだろうな‥」

夜中に除雪が入ったのですが、出入り口は、除雪しないと車も出せません。
それで、朝食もそっちのけで、とりあえず除雪。
案の定、重い。
確かに、北海道でも湿った雪は無くはなかったのですが、
それは春近しの3月頃の雪のイメージで、シーズン始めはあまり記憶ありません。
むしろ、始めはいきなりサラサラの雪が降っていたような感じです。
結局、冷え込みが中途半端で、暖かいからなんでしょうか。
気象の変化というより、温暖化と結びつけるて考えるのは早計かな。

そんな訳で、昼食後は思わず居間でごろ寝です。
目が醒めたら、ちょうど福岡マラソンの終盤の日本人同士のデッドヒートの中継中でした。
市民ランナーの星・川内さんと「箱根の山の神」今井さんの抜きつ抜かれつに、
思わず眠気も即吹っ飛び、見入ってしまいました。
レースは平和台競技場手前で川内さんが今井さんに150mくらいの差をつけて
そのまま見事3位でコールイン。しかも、2時間10分を3秒切る記録を達成。
こりゃ、ロンドン五輪に確実に近づいたでしょう。
アマチュアがセミプロを破るなんて、相当知恵を絞って練習を積み重ねてきた成果でしょう。
アッパレだ!!

逆に、実業団の選手にはショックだったろうな。
特に、今井さんは残念でしたが、マラソンデビュー以来、着実に順位を上げているようですから、
あとの2回のチャンスにぜひ挑戦して勝ち取ってもらいたいものです。
なんたって、往路の箱根の山登りをごぼう抜きした実力があるんですから。
ケッパレ!!(北海道方言で「大いにがんばれ」という程度の意味です。)

しかし、人の力ってやつは凄いもんです。
上杉鷹山ではありませんが、「為せば為る」ですね。
「為せば為る」と言えば、これに関連して話題をひとつ。
下の写真は以前、目にした記事に掲載されていたものなんですが、
ご記憶の方もいらっしゃるでしょうね。
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シュレッダーにかけられた文書の復元ができるか、というものです。
日常でも大変お世話になっていますが、シュレッドされたものを復元するなんて
小生なんか気力も起きませんから、果たしてうまくいくのかなと、ちょっと興味を持ちました。
でも、結果はずっと後になるんだろう、なんて勝手に思っていました。
ところが、今朝こんな記事を見つけて、思わず「オーッ!!」

「シュレッダーにかけられた文書を解読する米国防総省高等研究計画局(DARPA)の
公開コンテストで、同局は2日、米カリフォルニア州のチームが全文書の復元に成功、
賞金5万ドル(約390万円)を獲得したと発表した。競争には約9000チームが参加。
このうち優勝したのは、サンフランシスコの少人数のコンピュータープログラマーらで、
紙片の組み合わせ案を探索するプログラムを開発、提示された組み合わせを
人間が確認していく方法で、5種類の文書、計1万個の紙片を復元した。」
(以上、読売新聞12/4付記事より引用)
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以前の記事が10月末でしたから、約一ヶ月で解決した訳です。
そのスピードにも驚きましたが、しかもコンピューターだけでなく、
人間の力も加味されていたというところが、なんとなく嬉しいじゃありませんか。
もちろん、自然の脅威、放射線のコントロール等の人智の及ばぬ分野は依然たくさんありますが、
それでも技術と知恵で克服してきたことによって現代の物質文明が形成されてきた訳です。
自動車はひとつの代表例でしょうね。

最後に、車のことを。
今年は、車の常識を劇的に変えていく年として記憶されるかもしれないですね。
それは、実用化された市販EV車「リーフ」が日産自動車から販売されたことです。
実際、この頃は街中でも度々目にするようになりましたが、
今年の日本カー・オブ・ザ・イヤーとRJCカーオブザイヤーの二冠を達成。
まだまた発展(改善)の余地があることは疑いのないところですが、それにしても画期的です。
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by capricciosam | 2011-12-04 23:13 | 時の移ろい | Comments(0)


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