札響えべつニューイヤーコンサート@江別市民会館2012

今年の演奏会聴き始めは江別市で。
大雪が続いているので、こちらも雪に埋もれているのかなと思ったのですが、
案外少なくてホッとしました。
まずは演奏曲目から。

1 ラフマニノフ ピアノ協奏曲第2番
2 ベートーヴェン 交響曲第6番「田園」
アンコール 
1 J・シュトラウスⅡ世 ポルカ「雷鳴と雷光」
2 J・シュトラウスⅠ世 ラデツキー行進曲

1月の「ニューイヤーコンサート」といったらウインナ・ワルツ中心の演奏会が
多いのですが、新年の華やぎは気分的にはウィーン・フィルの放送で十分なので、
こういう直球勝負の企画をしたことに敬意を表して迷わずチョイスしました。
それに、金聖響さんが札響を指揮されるのも久しぶりですからね。

1曲目のラフマニノフですが、ソリストの水谷桃子さんは弱冠20歳です。
でも、プロフィールを拝見すると、すでに在京、在阪オケと数々の共演をされており、
相当の腕達者でいらっしゃるようです。
実際、第一楽章から若さあふれる力強いタッチと十分なニュアンスをもって
堂々たる演奏を展開されていらっしゃいました。
途中、線が細くなる感じも受けたのですが、これからどのような成長をされて、
どのような変貌を遂げられるのか、楽しみです。

次にベートーヴェンですが、指揮の金聖響さんはOE金沢とベートーヴェン全集を作られ、
札響は昨年9月定期から12月までにベートーヴェンの交響曲を集中的に演奏している
ことから、まず演奏そのものへの期待は高かったのですが、
終わってみれば期待どおりの無難な演奏だった。
欲を言えば、もう少し感興があれば、なお良しというところでした。
しかし、ラフマニノフも同様ですが、会場のせいなのか、対向配置のせいなのか、
判然としないのですが、オケの響きのブレンドぶりがいまいちで、
各楽器が生でぶつかりあうかのような感じがつきまとったのは少々気になりました。

アンコールの一曲目に「雷鳴と雷光」が演奏された時は、
「おっ、ラデツキーなしで終わるのか!?」
と、半ば快哉、半ば残念という複雑な心境だったのですが、
やはり、最後はちゃんとありましたね。
年末の第九同様、年始のラデツキー、といった感じですかね。
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<追記>
そういえば、首席オーボエの席には若くて、体格の良い方が座っていたけれど、
ひょっとして首席交代なのかな。
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by capricciosam | 2012-01-15 23:18 | 音楽 | Comments(0)


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