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さおだけ屋はなぜ潰れないのか@光文社新書

◆ 身近な疑問、そこには「本質」があるようだ

  遅々として進まぬ我が読書かな、との思いは変わらぬが、
  それでも一応去年以上の冊数はこなしたようだ。
  と言っても、まだヒトケタではねぇ…
  さあ、まだ半年以上ある、まだまだ読める

  最近読んだ本から
  山田真哉著「さおだけ屋はなぜ潰れないのか?」
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  気楽に手にとってはみたが、おもしろかった一冊。
  身近なエピソードをランダムに連ねる構成で、
  「会計」をわかりやすく解説していく。
  例えば、表題以外にも
   ・ベッドタウンに高級フランス料理点の謎
   ・完売したのに怒られた!
   ・あの人はなぜいつもワリカンの支払い役になるのか?
  等の、「つかみ」で惹きつけるエピソードが並ぶ
  それぞれ、会計の基本的概念を事例に置き換えて
  おもしろく読み進むうちに、それなりに納得。
  著者は「会計はもっと身近なもの」で、「会計の本質は
  それほど難しくはない」との信念から、この書を成した
  ようだが、「会計の本質を大まかにつかむ」という所期
  の目標は達成したように思う。
    
  
by capricciosam | 2005-05-11 22:49 | 読書


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