あっしも、そろそろ‥

ブログを書き始めてかなり経ちました。
次第に記事の更新間隔も空き、内容もマンネリ化。
ふと、振りかえると同じ頃スタートした皆様も次々と更新を停止されている‥
はぁ~、そろそろ限界か‥‥
そうだね、小生もこの辺で‥‥‥

とは、まだなりません(キッパリ!!)。

「やだね、このオヤジ。限界を知らないなんて、往生際が悪すぎる。」

なんて、陰口も聞こえてきそうですが、もともと心の移ろいを気ままに書き散らす
というつもりなので、生きてる限り、それなりに心の移ろいはあるでしょうから、
指向は多少変われど書くネタはそれなりにある、という気楽な構えです。
従って、素人の駄文は今日も行く、じゃなくて書く、か。

しかし、プロと呼ばれる人の作品は、こんなオジサンの戯言と比較するのも僭越というものです。
そりゃ、戯れにオケの演奏会の感想めいたものを書いたりしますが、所詮、個人的な感想どまり。
素人が音を言葉に置き換えることの難しさもあり、その演奏の深みや普遍性に触れる
なんてところまでは、とてもじゃないが到達できるものではありません。
ところが、音楽批評として生業にしている人たちがいる訳ですから世間は広い。
先日、クラシックの分野では断トツな存在だった方が亡くなられました。

「日本で初めて本格的なクラシック音楽批評の方法を確立した音楽評論家で、
文化勲章受章者の吉田秀和(よしだ・ひでかず)さんが、22日午後9時、
急性心不全のため神奈川県鎌倉市の自宅で死去した。98歳だった。」
(以上、朝日新聞5/27から引用)

吉田さんの文章をきちんと読んだことはないのですが、
それでもたまに斜め読みすると、訥々とした語り口から的確な指摘と広範な
知のバックグラウンドを感じて、唸ってしまうことが多かったですね。

中でも、かつて崇められていたウラディミール・ホロビッツが現役復帰して
来日した時の演奏を巡る指摘はとても印象に残りました。
当時、小生も興味津々でTVを見ていたのですが、残念ながら素人目にも明らかな
ミスタッチと音のあいまいさが歴然としており、「?」マークと失望感が残ったものです。
「やはり、引退した人だったな」と。
それを、吉田さんは「ひびの入った骨董品」と喝破した訳です。
もう、お見事の一言でした。

「凄いな、この人」

さっき検索してみたら、膨大な著作が残されたようです。
一冊も読んだことがないのが少しくやしいので、
今更ながらですが、少し読んでみることにします。

吉田秀和さんのご冥福をお祈りいたします。
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by capricciosam | 2012-05-28 22:30 | 時の移ろい | Comments(0)


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