日本シリーズ第5戦@札幌ドーム2012

初めての日本シリーズ観戦なので、折々にツィートしていた。
その時も携帯の画面を見て入力していたので、グラウンドから少し目を離していた。
急に湧き起こったドーム全体を包みこむような大音声に、最初は何が起きたのだろうと、
顔を上げてまわりをキョロキョロしてしまったが、
それが「何か」をわかるまでは、ほんの数秒だった。

その正体は、観客席のあちこちから沸き上がる「大ブーイング」だった。
こんな異様な雰囲気につつまれた札幌ドームは初めてだった。

スコアボードを見ると巨人のバッターは加藤選手。
前回のバッターボックスで多田野投手の投じた球が当たったと、
グラウンドにはいつくばってアピールした彼だった。

観戦していた座席からはその時何が起こったのかはわからなかったが、
耳にしていたラジオ放送でリプレイを見ながら伝えていたのは、
加藤選手には球は当たっていない、ということだ。
中にはワンセグで観戦していた人もいたのだろう。
加藤選手の「演技」ととるファイターズファンがドーム内には少なからずいた、という訳だ。
(帰宅してYouTubeを見ると、すでに画像がアップされていた。)



頭部への死球と見なされ多田野投手は危険球として退場。
栗山監督の退場寸前の執拗なアピールにも柳田球審は耳を貸さず。
日本シリーズ史上に残る「大誤審劇」の主役だけに、
日頃温厚なファイターズファンも感情を露わにやじった訳だ。

リンクした画像でも明らかだが、
①加藤選手に球は当たっておらず、彼の構えたバットを自分自身で頭部に当てた。
②柳田球審は当初「ファールボール」を宣告していたのに、
  原監督がアピールした後、「デッドボール」と判定を覆している。
③デッドボールの部分がヘルメットということで頭部への危険球、なので多田野投手は退場。
という構成らしい。 

しかし、当たってもいないのに、当たったとアピールする方もする方なら、
それを真に受けて当たったと判定を覆す方も覆す方。
なにを茶番やっているんだ、と喝のひとつもいれたくなる。

野球だけでなく、サッカーはじめ多くのスポーツでも審判による誤審は
これまでも枚挙にいとまがなく、誤審も含めて歴史が作られてきたとも言えるのだが、
判定が困難な場面ではビデオ判定をもっと積極的に導入して誤審自体の数を
減らす努力をすべきだろう。
人の目の限界を補う工夫をしてより客観的に観客も納得できるよう改善すべきだ。

退場させられた多田野投手のコメント
「だます方もだます方。だまされる方もだまされる方。」

さて、当日の打席に戻ってみると、多田野を緊急リリーフした森内投手が
ふがいなくも加藤選手にヒットを打たれ、ドーム内は大きなため息に変わってしまった。
小生も大きくのけぞって落胆した一人だった。
ここは森内投手に青森県人としての「じょっぱり」を見せて欲しかった。
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荒れた影響で試合が長引き、小生は7回裏を終えてドームを後にしたが、
これ以後も投手がピリッとせず得点され、ファンとしては全然溜飲が下がらないまま大敗。
3連勝での王手で敵地に乗り込むはずが、まさかの逆王手。
しかし、再度イーブンとなる可能性だってある以上、今夜のファイターズの奮起に期待したい。
ガンバレ! ファイターズ!!

<追記11.4>
第6戦はTV観戦。
前回好投した武田勝投手が早々に3点を献上する苦しい展開の中、
6回表に中田選手の3ランホームラン(ついに出た!)で同点となり、試合を振り出しに戻しました。
7回表の2アウト満塁のチャンスで追加点が入らず、
逆に7回裏に巨人阿部選手に打たれて1点追加されて逃げ切られてしまいました。
「チャンスの後にはピンチ有り」
よく言われる言葉のままでしたが、でも敵地の大声援の中ファイターズはよく健闘しました。

「コナミ日本シリーズ2012」第6戦が11月3日(土)、東京ドームで行われ、
北海道日本ハムファイターズは3-4で読売ジャイアンツに敗れて対戦成績が2勝4敗となり、
2006年以来の日本一を逃しました。ジャイアンツとの日本シリーズは1981年、2009年に続いて
三たび敗れる結果に終わりましたが、全試合にフル出場し、23打数9安打の打率.391と活躍した
稲葉篤紀選手が敢闘選手賞を受賞しました。(略)
ジャイアンツ原監督の胴上げを脳裏に焼き付けるように三塁ベンチから見つめた栗山監督は
「終わった瞬間、やり尽くして何も残らないものだと思っていたけれど、すぐに悔しさがこみ上げた。
これが来年に向けてものすごいエネルギーになる」ときっぱり。
リーグ連覇、そして悲願の日本一という目標に向かい、ファイターズの次なる戦いが始まります。」
(以上、北海道日本ハムファイターズHPより引用)

栗山監督はじめ、コーチ、選手の皆さん、お疲れ様でした。
来シーズンも期待しています。

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by capricciosam | 2012-11-03 09:37 | ファイターズ | Comments(0)


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