11月早々気になったこと

折々の暮らしで気になることも、この頃はブログに書くこともなく過ぎていきます。
もっとも、その「気になること」がちょっとした感想程度なら、
この頃はツィートを利用している頻度が高くなりました。

まぁ、自分の中では使い分けている、とは思っているのですが、
一方でブログの記事更新数が低下傾向の中では、
こんな都合の良い言い訳もかなり怪しいものだ、と自嘲気味です。
やはり、数行でも記事を書いて更新していかないと、ブログ自体に活気は生まれません。

そんな訳で、今日は感想をいくつか書いてみます。

「東京・銀座の文壇バー「おそめ」のマダムとして知られた上羽秀(うえば・ひで)さんが
10月1日、急性呼吸器不全で死去していたことがわかった。89歳。
葬儀は近親者だけで行った。」
(以上、読売新聞11/5付けより引用)

この訃報に接して、数年前に読んだ「おそめ」(新潮文庫)を思い出し、
本棚の奥からひっぱだしてパラパラと読んでみた(当時の感想はこちら)。
すると、読み終えての感想がメモしてあった。

「上羽秀とおそめという、2つの人生が交錯する中での波乱はあれど、
ぶれない生き方の根底にあったのは、ひたすら「好きなもの」「好きなこと」を
追求した姿勢だったのだろう。」

良くも悪くも自分の心に対して忠実だったのでしょうね。
本では京都の奥まった住宅地で晩年を過ごされているとの記述だったのですが、
少しでも心安らかに余生を過ごされていたのなら幸いです。合掌。

そう言えば、読書の感想が記事として滞っていますね。
目の前には、少なくとも10冊以上が積ん読状態になっています(汗)
少し遅ればせですが、「読書の秋」をしてみますか。

さて、野田政権も支持率が低迷する中、まだ続いています。
こんどの改造内閣では「二人の田中が危ない」というような週刊誌の見出しを
見たように記憶しているのですが、その一人の法務大臣は本格稼働前に辞職。
そして前任者が復帰ですか。そんなことなら、再任すれば良かったのに。
しかし、民主党政権では地味な法務大臣が何かと脚光を浴びますな。
意図して登用しているのか、意図せずに登用しているのか。

もう一人の文科大臣ですが、4年制大学への申請を巡ってひと騒動です。
就任時から期待していない一人としては、少し見直しています。

小泉改革以降の規制緩和で少子化が続く中、大学数は逆に増え続けており、
乱造された大学の中には、学生の質の低下や経営危機も見られる。
だからこそ、数を増やすよりも質の向上を図るべきだ。
という大臣の主張にはうなづけるものがあるのですが、
だからといって開設準備が進み、受験生も志願しようとしているこの時期に、
3大学を見せしめのように認可しないというのは、素人には理解できない。

「田中文科相は会見で「大学設置認可の在り方に問題がある」「認可は大臣の権限」
などと強調、会見をいったん終えた。しかし、「誤解を与えた」として、すぐに会見場に戻り、
新しい基準で検討する考えを表明。3大学の来春開校について
「みんなの知恵を借りながらやっていきたい」と述べた。」
(時事通信11/6付けより引用)

3大学が訴える構えを見せたり、野党の追及が必至なので少し軌道修正してくるのかな。
問題意識が必ずしも外れてるとは思わないだけに、
筋論だけでは影響の大きすぎる面があることは考慮できなかったものか。
もう少し丁寧に梶を切れなかったものか、と残念に思います。

(と、ここまで書いて昨夜は睡魔のためダウン。続きを翌日の夜に書いてます。)

一夜明けたら、急転直下。
結局、3大学を認可するそうです。
なんとも、キツネにでもつままれたような話となりました。
自民党の安部総裁曰く

「田中氏の破壊願望に基づく全くの思いつきだ。」

不勉強極まりない前防衛大臣の夫といい、どちらもベテラン議員らしいのですが、
日本の政治家のレベルの「高さ」には、ただただ驚くばかりです。

話変わって、今日は立冬なのですが、一日中雪ならぬ雨が降っていました。
寒いし、濡れるしで少々うんざり気味です。
でも、2日に渡って書くことになったお陰で、次のような記事が目に止まりました。

「道は6日、道内の集落の8割以上に薬局やガソリンスタンド、現金自動預払機(ATM)がなく、
集落対策として市町村の多くが、高齢者支援や交通手段の確保が必要と考えている
との調査結果を公表した。 」
(以上、北海道新聞11/7より引用)

道内177市町村に対して北海道が行なったアンケート結果だそうですが、
この「集落」とは「市街地を除き一定のエリアに数戸以上がまとまって暮らす地域」を
独自に道が定義したものだそうです。
その結果道内には合計3757の集落があり、

・薬局がない集落……………………………………95%(9%)
・ガソリンスタンドがない集落…………………………89%(2%)
・金融機関・ATMがない集落…………………………82%(1%) 

( )内はそれぞれ最も近い施設まで20km以上離れている割合です。
 
道内の郡部を少し走ると割とすぐ実感できる結果なので、そう驚いてはいないのですが、
課題は、現にそういう集落があり、そこに人(主に高齢者)が住んでいることです。
アンケートでは今後必要な対策として、

・高齢者支援(安否確認、除雪)………………………88%
・交通手段の確保(予約制バス、乗り合いタクシー)…80%
・産業・担い手対策(就業支援、後継者育成)…………72%

が挙げられたそうです。
確かに、市町村としては住民の生命を守り、一方で行政コストの負担を考えると
放置できない問題だと思いますが、妙案がないのが現状ではないでしょうか。
そこで小生が注目しているのが、夕張市の目指す「コンパクトシティ構想」です。
実現に向けて一歩を踏み出したようですが、これが課題解決に向けた
ひとつのモデルであることは間違いないと思います。

「コンパクトシテイ」についてはこちらを参考にしてください。
c0007388_2240135.jpg

この写真のCDを聴きながら書いていました。
モーツァルトイヤーの年に買ったのですが、
内田光子さんのしっかりした芯のあるタッチが、また素敵です。
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by capricciosam | 2012-11-06 23:51 | 時の移ろい | Comments(0)


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