東西ミステリーベスト100@文芸春秋編

更新が滞り気味ですが、日々冷蔵庫暮らしのような寒気の中、なんとか棲息しています。
今日は週末にかけて降った雪をまとめて除雪していましたが、
湿雪なので少々時間がかかってしまいました。
除雪を終えてみると、いくら正月をはさんだとは言え、身体が鈍っていることに
少々危機感を抱いてしまいました。
まだ、2月、3月があるというのに…、いかん!と、内心少々焦っています。

さて話は変わって、小生もミステリーは好きなのですが、流通、販売されているのは
古典や新刊も含めて半端な量ではありません。
若い頃から年間読む量なんてたかが知れている小生としては、
古今東西のミステリーの定番も未読のものが多く、
なんとか効率的に、いわゆる「名作」を読めないものか、とかねがね思っていました。
そんな当時に出会ったのが写真の本。1986年のことです。
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当時、こんなガイド本に出会ったことはなかっただけに、
手に取った時には内心欣喜雀躍状態。
実際、これ以降ミステリーについては優秀なガイド役を果たしてくれて、
今でも時々引っ張り出して参考にしているので、小生の中ではまだ現役です。

ところで、先日近所のスーパーの書籍売場で写真の本を発見しました。
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タイトルも発行元も同じながら、今度は文庫ではなく、ムックとして新発売されたようです。
しかも、27年ぶり。随分時間が経ったものです。
さっそく購入して、ざっと眺めてみたのですが、構成は一作品にネタバレなしのあらすじと
「うんちく」を載せるという体裁は同じながら、評論家の座談会や作家のインタビューを
追加しています。
しかし、なんと言っても大きな構成の変化としては国内と国外の扱い。
27年前は国外→国内だったのですが、今度のは国内→国外と配置が変化しています。
当時は編集者にもミステリーの盛んな国外への敬意が先に立っていたのかもしれませんが、
近年は国内のミステリーも遜色ないレベルと判断を変えた表われなのでしょうか。
どちらかというと国内モノに比重を置いて読む小生としては嬉しい変化です。

ベスト10は今度も国内、国外ともに意外や意外、古典がガンバッテいます。
四半世紀ぶりなんだから、もっと現代作家の新作が10位以内に多いのか
とも思ったのですが、これは驚きました。
また、前回は上位にあったものが、今回はランクが下がったり、
その逆もあったりで、眺めているだけでも楽しくなります。
表紙には次のように書いてあります。
「死ぬまで使えるブックガイド。」
前作のことを考えても、小生には十分当たっていそうです。
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by capricciosam | 2013-01-20 22:31 | 読書 | Comments(0)


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