「カルミナ・ブラーナ」二題

低気圧の接近による荒れた天気が予想される土日。
昨日も、東京へ出張した同僚が予定の便が欠航したので別便で戻る予定
との連絡があったが、さて無事帰って来れたのか。
今朝の予報ではこれから大荒れのようですが、
幸い今のところは青空も見えて穏やかです。

本州ではもう梅の便りが聞かれるというのに、
北海道の3月の天気というのは割と荒れやすい。
まるで春を前にした冬将軍の悪あがきのようにも見えますね。
そう言えば、高校の合格発表の時も市電を降りてから猛吹雪の中を歩いて行き、
辿り着いたら校舎の外にあるはずの合格者掲示板がなくて慌てたのですが、
あまりの荒天に校舎の廊下に移されていたのでした。
まあ、こんな経験もあるから、春を前にした荒天も小生としては折り込み済みです、ハイ。

さて、2月はほとんど記事を更新することもなく、サボっていたのですが、
その間クラシック音楽の世界では著名な方の訃報が続きました。

指揮者 ウォルフガング・サヴァリッシュさん、22日死去、89歳。
オルガニスト マリークレール・アランさん、26日死去、86歳。
ピアニスト バン・クライバーンさん、27日死去78歳。

このうち、実演に接し、かつディスクがあるのはサヴァリッシュさんだけでした。

昨夜FMを聞いたら、偶然ブラームスの3番がかかっていました。
サヴァリッシュさん特集だったらしく、若い頃ウィーン・フィルを指揮したものでした。
解説の方が、最後にN響を振った翌年の2005年にウィーン交響楽団を
一回だけ振って、その時のメインがこの3番でしたとおっしゃっていた。
ウィーンの聴衆への「さようなら」の気持ちが込められていたということなのでしょう。

小生も実際に演奏会に足を運ぶ前にはTVでN響をよく聴いていましたから、
何度もサヴァリッシュさんが指揮するのを目にしています。
その点では入門時期含めてなじみのある指揮者のお一人です。
やはりサヴァリッシュさんをしのぶには独墺系の古典が似合いそうな感じですが、
実はこの記事を書きながら聴いているのは写真の「カルミナ・ブラーナ」。
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ジャケット写真ではN響を颯爽と指揮する姿を思い出させるのですが、
若かりし頃ケルン放送響を指揮した録音で、
作曲者カール・オルフ立ち会いのもとで録音された一枚。
しかも、最後にオルフの感謝の言葉が録音されているメモリアルなもの。
溌剌とした力強さが感じられるのですが、モノラル録音なのが惜しい。合掌。

それから、札響の正指揮者だった高関健さんが、かつてムラヴィンスキーが君臨した
サンクト・ペテルブルク・フィル交響楽団の2月定期に登場したのですね。

プログラムは、R.シュトラウスの交響詩「死と変容」、 フランクの交響的変奏曲、
シューマンの交響曲第3番「ライン」で、初の共演は成功したようです。
高関さん、おめでとうございます。
来シーズンの札響客演の予定がないのは寂しいのですが、ぜひまた来演を。

高関さんがTwitterでつぶやかれています。

所属するジャパン・アーティストの関連ページはこちらです。

ここまで書いて、「カルミナ・ブラーナ」と高関健さんで思い出したのですが、
この組み合わせでのCDがありました。
正指揮者当時の2009年のKitaraでのライブ録音ですが、
ライブならではのダイナミックさが蘇るかのような一枚です。
札響のCDでも指折りの一枚だと思います。
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by capricciosam | 2013-03-02 08:53 | 音楽 | Comments(0)


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