鬼采配と言うけど

今年のセパ交流戦最終試合は昨夜の日本ハムVS広島。
注目は大谷選手がひとつの試合で投手と選手で先発出場することで、
オーダーが発表されると打順は、なんと5番でした。
まあ、二塁打中心に3割を記録しているから、それ程驚くほどのことではないか‥

しかし、残念ながらTV中継がないため、ラジオに耳を傾けていました。
結果は

「打者としては50点。投手としては30点」。
(以上、道新6/19より引用)

と、大谷選手本人が答えているように決して満足すべきものではなかったですね。
聴いていても、制球力と依然ランナーを背負ってからの投球が課題だな、と感じました。

昨夜のニュース番組で、桑田真澄さんは大谷選手について

「野手投げですね。スピードがあっても角度がないため、バッターはこわくない。」

と、率直な評価を下していました。
ま、今の彼は確かにそうなんでしょうね。
それ故、投手だけ、打者だけという専念論が飛び出してくるのでしょう。
しかし、秘めたる可能性の高さはくすんだ訳ではないので、
前代未聞の二刀流をどこまで高められるか、という興味はいちファンとしてはつきません。
前例がない困難な道だからこそ、克服してくれたらこれに優る喜びはないですね。

さて、印象に残ったのは栗山監督の「鬼采配」。
4回を終えて勝ち越し。あと一回投げたら勝ち投手の権利が、というところで
投手から外野への変更を指示。
試合後のインタビューで

「勝たせてやりたかったが、あんな内容で勝ってはダメ。
『大谷選手』は頑張ったけど『大谷投手』には厳しくした」(略)
指揮官にとってはチームの勝利が最優先だった。
「借金を5に減らすのが、きょうの使命。何があっても勝つと決めていた。
悪ければ、一回でも代えるつもりだった」
(以上、サンスポ6/19より引用)

そして、
「これを一生、忘れるな。俺も一生、忘れない」。
試合後、二刀流ルーキーを呼び出して告げた。
(以上、日刊スポーツ6/19より引用)

このインタビュー場面はたまたまTVで見たのですが、栗山監督を見直しました。
個人の勝利よりもチームの勝利が優先されるプロの厳しさを
過激な表現で端的に伝えているフェアな態度はりっぱです。
しかも選手ときちんとコミュニケーションをとってケアしています。
大谷選手は良いリーダーの下についたと思いますね。
それに引き替え、加藤某のリーダーとしての資質たるや‥
おっと、話が落ちそうなので今夜はこの辺でやめましょう。
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ところで、この記事を書きながら聴いていたのは写真のCD。
映画「タイタニック」公開から何年になるのでしょう。
セリーヌののびやかな声は今聴いても素敵ですね。
また、「ALL THE WAY」ではフランク・シナトラとデュエットしているのですが、
うまくミックスしてありますね。違和感なく楽しめました。
ずっと以前の記事で紹介したナタリー・コールが亡父のナット・キング・コールと
共演した「アンフォゲッタブル」を思い出しました。
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by capricciosam | 2013-06-19 23:54 | 時の移ろい | Comments(0)


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