フォントにそうなら凄いことだ

今朝はしとしと雨が降っています。
夕方から夜にかけては降水確率が高くなりますから、
これで融雪は一段と進むでしょう。

さて、プロ野球も開幕しました。
2戦終えてファイターズは一勝一敗。
開幕試合のシーソーゲームを延長12回逆転サヨナラ勝ちしたところに
しぶとさを感じ頼もしかったのですが、昨日の試合は一転して打線が湿りっぱなしで、
オリックスの先発ディクソン投手に初完封を喫する体たらく。
「一体、どっちなんだ?」
先発投手と言えば、吉川が6回途中2失点、斉藤が6回4失点とゲームメイク出来ず。
良いところ、悪いところが混じっているピッチングでは中々厳しいものがあります。
先発8人でのローテーションも、なんて景気の良いことを言われていましたが、
昨年同様先発陣に陰りが見られるような感じでは、とても勝ち抜けません。
今日の第3戦先発は武田勝。出来に注目していきます。
<3.31追記>
5回途中4失点。ふーっ、先発が昨年よりちょいまし程度では、ね。
幸い打線が好調な分、開幕カードは勝ち越しましたが、
「先発がゲームを壊す」という昨年の展開が繰り返されそうで不安。 


ところで、昨日こんな記事が目に止まりました。

「米ペンシルベニア州ピッツバーグの中学生スヴィア・マーチャンダニ君(14)が、
文書を印刷する際に使用する文字書体(フォント)を変えるだけで、ごみの削減と
コスト節約を同時に実現できる、との画期的な研究結果を発表し、注目を集めている。
この研究は、中学校の科学のプロジェクトとして始まった。スヴィア君は、中学校で
もらうプリントの量が小学校の時に比べかなり多いことに気付いた。
環境維持の促進にコンピュータ科学を応用することに関心を持つスヴィア君は、
紙とインクの消費量を最小限に抑える方法を模索しようと考えた。」
(CNN.co.jp 3/29より引用、以下「 」内は同様)

PCの普及段階では、ゆくゆくはペーパーレスも言われたのですが、
どっこい印刷量自体はそれ程減っていないようで、相変わらず無駄と思われる
印刷物は多いようですね。ゴミの減量や資源節約のアイデアと実行が待たれる
訳ですが、これはなんとも意表をついたアイデアです。
インクは結構高いもの、という実感はあるのですが、
コストまではなかなか想像しないでしょうね。

彼が取り上げたフォントは4つ。
①ガラモン
②タイムズ・ニュー・ローマン
③センチュリー・ゴシック
④コミック・サンズ
どれも、MSのWORDには標準で選択できるようになっています。
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「スヴィア君は、教師が配るプリントのサンプルを集め、最も頻繁に使用される
5文字(e,t,a,o,r)に着目した。そして各文字が、(略)4つの書体で
どのくらいの頻度で使用されているかを図表にし、市販のソフトを使って
各文字に使用されるインクの量を調べた。さらに、異なる書体で書かれた
同じ文字を拡大印刷し、各書体で使用されるインクの量をグラフ化した。」

なるほど、なるほど。
こうすることでインク量の見える化を図って検討できるようにしたという訳ですね。
この結果、彼は①を選択することで大幅なコスト削減が可能と結論づけたのですが、
これに着目した教師が発表を薦め、発表したところ注目されたという訳です。
そして、

「連邦政府の印刷コストは年間18億ドルに上る。(略)米一般調達局の推計では、
米政府全体のインク代は年間4億6700万ドルに上る。スヴィア君はこの数字を基に、
仮に連邦政府がガラモンを使用すれば、それだけでインク代総額の約3割に当たる
年間1億3600万ドルの節約になると結論付けた。」

という訳です。
彼の手法を真似て、漢字、ひらがなの混じる日本でも検討することは可能なので
しょうが、それにしてもこの削減効果は劇的ですね。
果たして連邦政府は実行するのでしょうか。

「政府印刷局のメディア・広報担当マネジャーは、スヴィア君の調査結果について
「注目に値する」としながらも、印刷局の環境維持の取り組みは、コンテンツの
ウェブへの移行が中心だとし、書体の変更については明言を避けた。」

とのことです。
「コンテンツのウェブへの移行」
環境への負荷低減としては頷けるものの、印刷物だってそうそう減らない中では、
一考の価値は十分にあると思いましたね。
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by capricciosam | 2014-03-30 10:34 | 時の移ろい | Comments(0)


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