軌道修正

■ 無事納骨を終えて

 今日TVを観ていたら、先日亡くなった故貴乃花の納骨が
 あったようです。故貴乃花も5月末に亡くなっていますが、
 同じ5月でも父が死んだのはもっと前でした。
 「あれ、親父の死んだ日とこんなに近かったっけ」
 よくよくみたら三十五日で納骨とありました。
 「道理で、近くなるはずだ」

 わが家では先日、四十九日に納骨しました。
 四十九日が近づくと、母と天気ばかり気にしていたのですが、
 幸い、当日は好天に恵まれ、母、子供、孫、親類で見送る
 ことができました。倒れた日も天気が良く、つくづく精進の
 良かった人だなぁ、と感心したものです。
 仮祭壇が撤去され、父の写真を壁に飾ってから、整理されて
 元に戻った仏間を眺めていると、死んだ事がやはり信じられ
 ません。
 戸の後ろからでもひょいと、父があらわれそうな感じです。
 「ほんと、信じられないね」
 母と何度交わした言葉でしょう。
 事実を受け入れてはきたが、心の深いところではいまだに
 信じ難い、とでも言ったら良いのでしょうか。
 この日で、長かったようで短かった母との水入らずの生活
 もお終い。ほんとは、少し前から母から「自宅に戻りなさい」と
 追い出されてはいたのです。
 母の友人で、同じように夫に先立たれた人のアドバイスが
 あったようで、母もいつまでも息子に甘えていられない、
 と急に思い立ったようでした。
 子供としては一旦四十九日まで寝泊まりする、と広言したから
 には貫徹したかったのですが、言い出したら頑固なところのある
 人なので、変な意地の張り合いをすることはない、と思い直し、
 ここは母の気持ちを汲んでおきました。
 一段落したことから張りつめていたものが緩んだようで、
 この日は早々に寝てしまいました。

 昨日は母を連れだして家族で街へ出て食事をしてきました。
 街は大変な人手で、母も疲れたでしょうが、久しぶりに旨い
 モノを食べて、気分転換にはなったようでした。
 父の死をきっかけに変則的にならざるを得なかった日常も
 軌道修正を図りつつあります。
 また、ぼちぼち更新していこうと思いますので、
 よろしくお願いいたします。
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by capricciosam | 2005-07-03 18:35 | 時の移ろい | Comments(5)
Commented by itabashi_1 at 2005-07-04 10:07
>capricciosam様
お父様を亡くされさぞかしお力落としのことと思います。私は父を4歳のとき亡くし苦労をかけた母を昭和最後の年に見送りました。ショックのあまり遠視がすすみ以来眼鏡なしには活字が読めなくなったくらいでした。

折に触れお父様を思い出されお話しされる時
capricciosam様とお母様の心の中でお父様はいつまでもご一緒と思います。

小生禁煙へのご激励感謝です。実は昨夜大勢と飲みまして禁をやぶってしまいました。この辺がつらいところですが、めげずにがんばります。


Commented by capricciosam at 2005-07-04 23:39
> itabashi_1さん、コメントありがとうございます。
>ショックのあまり遠視がすすみ以来眼鏡なしには活字が読めなくなったくらいでした。
お気持ちお察しいたします。
>禁をやぶってしまいました。この辺がつらいところですが、めげずにがんばります
「なぁ~に禁煙なんて簡単さ、私なんぞ何回もやっている」とうそぶく話もあるくらいです。明るく、何度でもトライしてください。
Commented by itabashi_1 at 2005-07-05 12:45
>capricciosam様
>「なぁ~に禁煙なんて簡単さ、私なんぞ何回もやっている」とうそぶく話もあるくらいです。明るく、何度でもトライしてください。
その伝でトライ続行します。明るく、がポイントのようですね。サゼッションありがとうございました。
Commented by tokkey_0524zet at 2005-07-07 10:54
こんにちは。

色々とお疲れ様でした。今実家にある父の遺影は約十数年前、私が大学合格して入学式の為上京した時に一緒に撮ったスナップ写真を切り抜いたもので、母が「これが一番良い顔をしている」と思ったからなんだそうです。父にすればある意味“人生至福の時”でしたね(いつかこれについて自分のブログで述べようと思っています)。
Commented by capricciosam at 2005-07-07 23:34
>itabashi_1さん、コメントありがとうございます。
>明るく、がポイントのようですね
別な言い方をすれば、「気楽に」とでも言ったほうが良いのでしょうか。
私も成功するまで、何度トライしたことか。気楽に、かつめげずにでした。

> tokkey_0524zetさん、コメントありがとうございます。
>色々とお疲れ様でした
恐れ入ります。
>母が「これが一番良い顔をしている」と思ったからなんだそうです
わが家でも母がまったく同じ言葉で遺影になる写真を選んでいました。
驚きましたが、一方では後々まで残る写真故、選ぶ基準は皆同じように
なるのかもしれませんね。  


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