PMFオーケストラ・プログラムA@Kitara2014

演奏されたのは以下の曲。

1 バーバー 弦楽のためのアダージョ
2 チャイコフスキー ピアノ協奏曲第1番変ロ長調
3 シューマン 交響曲第2番ハ長調

はじめに先日逝去したロリン・マゼールを偲び1がPMF生弦楽器パートのみで演奏。
演奏後は拍手なく客席含め黙祷。
プログラムB、GALAを首席指揮者として振る予定だっただけに
「元気に登場していたら…」という「たられば」は感じざるをえませんね。合掌。

配布されたパンフによれば、出演者には「PMFヨーロッパ(管楽器メンバー)」と
なっていたのですが、2ではホルン、トロンボーンのベルリン・フィル団員のみ。
それも首席ではありません。あくまでも音の主体はPMF生です。
そのせいか、2ではオケの音が若々しく感じるものの、ややメリハリに乏しい、
サウンドとしての厚みに欠ける点は否めない感じでした。
それでも、ソリストもタッチとしては重量感を感じさせないため
相乗効果が生じたようで、見通しの良さが魅力的なピアノ協奏曲に仕上がっていました。
こんな感じで仕上がったのは記憶にありませんが、とても惹かれました。
特に、ソリストのベフゾト・アブドゥライモフは弱冠24歳ながら、聴かせる腕も十分。
将来どのような変貌を遂げていくのか楽しみです。
鳴りやまぬ拍手にソリストアンコールが。

チャイコフスキー ノクターン作品19-4

3ではPMFヨーロッパ指導陣が全員登壇しますが、各パートの首席はやはりPMF生。
指導陣が首席を徹底して務めないのは、前半のスタイルとしては恐らく初めてかな。
打楽器はベルリン・フィル団員。
3自体がレナード・バーンスタインが直接PMFオーケストラを指導したという、
PMFにとっては大切にしている曲で、25年の歴史の中でも演奏機会は少ない。
今回も25周年という節目に当たることで取り上げられたようだ。
これで3回目。(PMF生だけならば2回目。2009年に修了生による特別編成オケで
演奏されている
こともカウントするならば3回目です。)
第1楽章の金管楽器による冒頭ではちょっとヒヤリとしましたが、
すぐ立ち直り、楽章が進むにつれ、次第に快調に。
特に2と比べて管楽器、打楽器の音に芯が通ったようにグッと厚みが増した感じで、
聴き応えがありました。指揮のインドヤンも暗譜で頑張っていましたが、
小生のなかでは2009年の感動ぶりには及ばずでした。
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by capricciosam | 2014-07-20 06:30 | 音楽 | Comments(0)


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