竹内まりや@札幌真駒内セキスイハイムアイスアリーナ2014

竹内まりやさんの歌声を初期からほぼリアルタイムで楽しんできましたが、
山下達郎さんと結婚後は情報も乏しく、引退されたんだなぐらいの認識でした。
そんな浅はかな認識が驚きとともにひっくり返ったのが名作「駅」でした。
極上の短編小説でも読んだかのような味わいに、改めて初期作品時代からの
彼女の成熟を感じたものでした。
「まりあさんは良い歳をとってきたんだなぁ~」
以来、CDを購入して現在に至るのですが、コンサートはほぼ諦めていました。
というのは、18年ぶりの2000年「Souvenir」は東京、大阪のみ。
それから10年後の「Souvenir again」も東京、大阪のみ。
やはり、北海道からは遠いな。
全国ツアーはやらないんだろうな、と諦めていたところが、
今回は「Souvenir 2014」として全国6都市9公演が組まれ、
札幌市が入っていたのはまさに願ったりかなったりでした。
なんでも、4年前のコンサートの時「還暦前にはなんとかやりたい」とおっしゃったとか。

抽選で当選したチケットが届いたのは2週間前。見ると、なんとアリーナ席!!
(小田和正さんの時は2回ともスタンド席でした。)
ただブロック指定と番号のみで、列は不明。頭の中は「??」なのですが、
それでも期待が一段とアップしたのは間違いないところです。

さて、当日は降雪を覚悟していたのですが、幸い雪も降らず、
しばれがキツイ程度で済んだのは幸いでした。(北海道の12月ですからね)
会場に到着するとすでに入場が始まっており、慌てて並んだもののスタンド席用の列。
気がついて再度アリーナ席用に向かうと、こちらは列もなくスムーズに入場できました。
座席表を見るとブロックはステージ前だったのですが、
位置はステージに向かい最も右側。
「よし、あとは列だな」と会場に入り近づいたら、なんと2列目!!
スタンドマイクのあるステージ中央がオペラグラスなしで十分見える近さ。
「おお、こんな近いのは初めて。まりやさんが楽に見えるぞ!」

開演は10分遅れ。
バンドメンバーとともにまりやさん登場。
‥‥‥
以下当ブログの特徴として記録を兼ねて演奏曲順にMC含めて書いていくのですが、
札幌はまだツアーが半分終わったところ。残り福岡、大阪、東京が残っています。
竹内まりやさんへのリスペクトから詳細は全日程が終わってから記事にします。
ただ、当ブログにアクセスしてくれた方のために少しだけの情報提供と
御当地の札幌だけと思われるMCの一部を書いておきます。
それにしても歌、演奏、語りと三拍子揃って満足したコンサートは初めてでした。

・セットリストで一部変更がありました。
11/22の広島公演1日目でセットリストはバレていますが、
札幌では順番が一部変更されていました。
広島:11→12→13→14→15→16→17
札幌:11→13→14→15→16→12→17

①札幌でのライブは1980年真駒内スタジアムでサザンオールスターズと演って
以来のようです。(MCでは「札幌は何年ぶり」とは、はっきりおっしゃって
いなかったのですが、、、)
そのライブ前日に山下達郎さんとの同棲をスポーツ紙にすっぱ抜かれてしまい、
桑田さんからは「おまえら結婚してんじゃん」なんて言われ、ライブでは
「結婚された竹内まりやさんです」と紹介されてしまったとのことです。

②竹内まりやさんにとって札幌オリンピックの思い出はフィギュアのジャネット・リン。
(あの笑顔が思い浮かぶ人は同世代の人かな)その年の夏、米国イリノイ州に留学したら
ジャネット・リンさんが近くに住んでいることがわかったので、ステイ先の親に頼んで
手紙を出したら、ぜひ来てくださいと招待され、千羽鶴を飾ってあるジャネットの部屋
にまで通されたとのこと。

③おがぴょん(ドラムの小笠原さん、札幌出身)に聞いたら北海道は標準語に近いそう
ですね。「したっけ」って言い方もあるのね。それから食パンのこと「角食」と言うん
ですってね。そうなの?それから鶏の唐揚げのことは「ザンギ」と言うんですってね。
ちなみに私が歌っているのは「ケンタッキー・フライド・ザンギ」(会場から笑)
(でも、ザンギを使うなら「ケンタッキー・ザンギ」だけで十分ですよ、まりやさん。)
達郎の実家はパン屋なんだけど、日糧パンを売っていたんだそうです。
(山下さん自身が証言しましたが、日糧パンは道産子にはおなじみのパン屋さん)

続きはツアー終了後に。

<追記12.24>
竹内まりやさんのHPに『竹内まりや「souvenir 2014」大盛況のうちに無事終了!』
と出ていますが、全国6都市9公演が無事に終わったようでなによりです。
と言うわけで、札幌公演の続きを、というか最初から書きます。


開演は10分遅れ。
山下達郎さん率いるバンドメンバーと共に青いスーツ姿が決まっているまりやさん登場。

01 アンフィシアターの夜
02 家に帰ろう
03 マージービートで唄わせて

MC「33年ぶりの全国ツアー、皆さんにお会いできて最高に幸せです。
   どうぞ目一杯楽しんでいってください。」(以上、4の前奏中に)

04 Forever Friends

MC「本当に凍れる中、お集まりいただいて感謝です。
  還暦の前にツアーをやろうと言ってたのですが、こうして実現できて嬉しいです。
  札幌でのライブは1980年真駒内スタジアムでサザンオールスターズと演って以来。
  ライブ前日に(山下)達郎との同棲をスポーツ紙にすっぱ抜かれてしまい、
  桑田君からは「おまえら結婚してんじゃん」なんて言われる始末。
  その上、結婚した訳じゃないのに、当日のライブでは
  「結婚された竹内まりやさんです」と紹介されてしまいました。」

MC「札幌オリンピックの思い出と言えばジャネット・リン。スケートの。
  その年の夏(米国)イリノイ州に一年留学したんだけれど、滞在先が彼女の家に近い
  と分かって、滞在先の親に頼んで手紙を書いてもらったら、「ぜひ来てください」
  と招待してもらい、連れて行ってもらった。千羽鶴が飾ってある彼女の部屋にも
  通してもらった。こんな経験したのは多分私だけじゃないかな。」

MC「先月デビュー36年目に入りました。懐かしい曲を」   
     
05 戻っておいて私の時間
06 ドリーム オブ ユー

MC「とてもお気に入りがあります。」とサックスの宮里陽さんの話に。
  山下達郎さんがわざわざ宮里さんの出演している宮崎まで行ってスカウトしてきた
  とのこと。宮里さんのアルバム「プレジャー」もamazonのチャートで1位に
  なったとか。そして、話題は先ほど奥さんの松たか子さんの妊娠が公表された
  ギターの佐橋さんに。
MC「佐橋さん、おめでとうございます。BS観ました。ありとあらゆる人と組んでいる
  のね。桑田君が竹内まりや以外の99%がどうして松たか子なんだ、と言ってた
  けれど、家に帰るとありのままの松たか子。食パンも焼いてくれるのね。
  (佐橋さん手を振って「自分で焼きます」と笑いながら言ってました。)」

07 五線紙

MC「これで見える?(いったん暗転した時、スタンド席から「まりやさん、見えないよー」
  の声が)7年ぶりにアルバム「TRAD」を出したのですが、お陰様でレコード大賞
  最優秀アルバム賞をいただきました(拍手)達郎のツアーやCDの合間に少しずつ作る
  のでどうしても6、7年あくのね。CD業界が不況といわれてパッケージ(文化)が危うい
  と言われます。ダウンロードもありますが、私も達郎も同じ世代の人が(パッケージを)
  読んでくれる限り、アルバムを出していきたい。」
  (会場から盛大な拍手が起きましたが、小生もその一人です。)

08 たそがれダイアリー
   (歌い終わると演奏が続く中、まりやさんはステージ下手に一旦退場。
   赤いタータンチェックのシャツにベージュのロングスカートで再登場)

09 OH NO,OH YES

MC「中森明菜さんのために書いた曲です。出産したばかりの頃で活動できなかったんです
  が、楽曲提供のオファーを受けたのね。後々考えてみると、セルフカバーして歌えた
  ことに感謝しています。」としんみりしたところで、なんと、まりやさんはなぞなぞを
  やったり、早口言葉をやったりします。
  ※なぞなそ「おなかの空いたパンダの手にできるものは?」(答えは最後に)
  ※早口言葉「ジャズ歌手シャンソン歌手」山下達郎さんが言わされていました(笑)
  「ヒマラヤで平山あやひらあやまり」ドラムの小笠原さんが言わされていました(笑)

MC「おがぴょん(ドラムの小笠原さん、札幌出身)に聞いたら北海道は標準語に近いそう
  ですね。「したっけ」って言い方もあるのね。それから食パンのこと「角食」と言うん
  ですってね。そうなの?それから鶏の唐揚げのことは「ザンギ」と言うんですってね。
  ちなみに私が歌っているのは「ケンタッキー・フライド・ザンギ」(会場から笑)。
  達郎の実家はパン屋なんだけど、日糧パンを売っていたんだそうです。」

10 元気をだして

MC「竹内まりやが紅白(歌合戦)を辞退したのは家族で過ごしたいから(なんてのは)大嘘
  です。杉真理さんとの出会いがなければ音楽をやっていなかったかもしれません。」

11 ウィスキーがお好きでしょう
12 告白
13 シングルアゲイン
  (歌い終わると演奏が続く中、まりやさんはステージ下手に一旦退場。
  グレーのラメ入りドレスで再登場。光線により青になったり紫になったりして
  とても素敵。と、ここで14の歌い出しを忘れるハプニングが。
 「達っあん、ごめん。もう一回やっていいですか。緊張して忘れました。」(笑)

14 象牙海岸
15 駅

MC「メンバー紹介をします。このバンドは日本一うまいバンドだと思っています。
  血液型は何故かB型が多いのね。達っあんをバックに歌うというプレッシャーは
  皆さんの想像以上だよ。」(一人一人丁寧に紹介していました)
  (クリスマスイブのPR、映画「デビクロ君」のPRも。びっくりしたのが、
まりやさんが「水曜どうでしょう」を知らなかったこと。これには会場からも
驚きの声が上がりました。なんといっても北海道発祥の有名番組ですからね。
全国区だと思ったんだがなぁ‥)

16 幸せものさし
17 プラスティックラブ
  (途中の「私のことを決して‥孤独な友だち」は、まりやさんに代わりに
  山下達郎さんがソロを歌ったのですが、これは不意打ちを食らいました。
  会場大受け。)
   
 【山下さんの歌ったのは「私を誘う人は‥尋ねないでね」だったかもしれません。
  何度も思い出そうとしているのですが、リピートするうちにわからなくなって
  きました(笑)当日会場にいた方で覚えている方がいれば教えていただければ
  幸いです。】

<12.28追記><12.29修正>
 「山下達郎サンデー・ソングブック」の年末夫婦放談にツアーを終えたお二人が
  出演されていてこの点が判りました。広島の2日目でまりやさんがとちって
  2回やることになった。そこでライブ中に「3番はオレやるから」と達郎さんが
  おっしゃったとのことで、以降のツアーではずっと達郎さんが3番を歌われた
  とのこと。ようやくもやもやも晴れました。


18 Sweetest Music ~ 会場初めてのスタンディング

MC「息切れる。お座りください。高齢者にやさしいライブです(笑)
  私のライブにはもれなく山下達郎がついてくるという、お得なライブです(笑)
  ギャラは夫婦価格で助かっています。
  レジェンドというのは、静かにリスペクトしている状態じゃないかな。一人一人に
  小さなレジェンドを持っていると思う。皆さんの思いを浮かべて聴いてください。

19 静かな伝説 ~ まりやさんはハーモニカを吹きました 

MC「23歳で学生デビューした頃は35年も歌おうとも思わなかった。つくづく
  人に恵まれた。出会いがいろいろなところに連れて行ってくれて、わがままな
  やり方をすることができた。でも、なによりも皆さんのおかげです。ありがとう。
  (会場から盛大な拍手)
  私の作る歌が皆さんの励みになったり、癒しになったりしたなら、歌手としての
  何よりもの喜びです。(拍手)50歳の時、桜を見ると、あと何回見るのかな、と。
  身近な人が亡くなりました。大滝詠一さん。青山純さん。新たな感慨を覚えました。
  みなさんにささやかな灯火をともすことになってくれたら幸いです。」
  
20 人生の扉

<アンコールⅠ>
~まりやさんは胸に大きくMを刺繍したセーター、ジーンズ、ロングブーツで

MC「クリマスも近づいたので、ケンタッキー・ザンギの歌を歌うわ。
知ってたら歌ってね。」

21 すてきなホリディ ~ コーラスの3人と
22 不思議なピーチパイ~24までは会場総立ち状態
23 September
24 J-BOY

<アンコールⅡ>
25 リンダ~下手からまりやさん、コーラスの3人(国分さん、佐々木さん、三谷さん)、
      山下さんが並びア・カペラで。これは絶品でした。もう一回聴きたい。

MC「達郎は頑なに3000人以上のところではやらないのですが、私とやる時だけ
  こういう大きなところでやってくれます。」
  ここで山下達郎さんにマイクを向けると、「たまにやると新鮮です」と回答。
  会場も受けてましたが、ライジング・サンにも出場するんだから、
  今度はぜひアリーナで。ニトリ文化ホールは座席が旧く、2時間以上はキツイ
  ものがあるんですよね。

26 Let It Be Me ~まりや&達郎のデュエットで。またまた絶品。たまりませんなぁ~
  「北海道ありがとう、これからもまりやをよろしく。」と言って山下達郎さん退場。 

MC「本当にツアーをやって良かった。私から直接ありがとうを言えた。」

27 いのちの歌~まりやさんのピアノの弾き語りで。

アンコールⅡはバンド抜きで、歌声のプレゼントでしたが、とても印象深い。
しかも段々退場していき最後にまりやさん一人っきりになる演出は秀逸。

最後にステージを端から端まで歩いて深々とお辞儀を繰り返すまりやさんに
こみ上げるものがあったのか、何度か目頭を押さえているように見えました。

終演はほとんど22時近かったので、夫同様の「怒濤の(ほぼ)3時間ライブ」でした。  
しかし、これは聴きに行って大正解。こんなにも満足度の高いポップスのライブは初めて。
ありがとう、まりやさん。ぜひ、また札幌でコンサートをしてください。

なぞなぞの答えは「ささくれ」です。あってましたか?


<追記12.28>
「山下達郎 サンデー・ソングブック」での中で今回のツアーに用意した曲は45曲
とのこと、それを3時間に納めるためにここまで絞ったとのこと。
番組中でまりやさんも「構成もうまくいったんじゃないかな」とおっしゃっていましたが、
とても良い構成だったと思います。
また、「緊張をほぐすためにナゾナゾを出したりした」とのこと。
確かにまりやさんのMCも多目で、断片的なメモと老化した脳だけでは拙ブログの記事も
こぼれ落ちる言葉の数々でしたから、記事はほんの一部のテキスト化とご理解ください。
また、12/30レコード大賞最優秀アルバム賞授与式にはライブ映像が流れるそうです。

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by capricciosam | 2014-12-04 23:59 | 音楽 | Comments(2)
Commented at 2014-12-06 19:29 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by capricciosam at 2014-12-07 01:07
>ふじこさん、コメントありがとうございます。
ご期待に添えるかどうか怪しいのですが、千秋楽以降に続きを書きたいと考えています。


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