PMFベルリン演奏会@Kitara2015

【プログラム】

1 コレッリ(J.ディヴィス編曲):教会ソナタ作品3第7番
2 ダンツィ:木管五重奏曲変ロ長調作品56-1
3 モーツァルト(ヴェント編曲):「魔笛」からの抜粋による
               フルートとオーボエのための二重奏曲
4 マクリーン:ストーリーヴィルの情景
<休憩>
5 ラヴェル(メイソン・ジョーンズ編曲):クープランの墓(木管五重奏版)
6 クルークハルト:木管五重奏曲作品79

昨年はベルリン・フィル・ブラス・アンサンブルがPMFに登場し、
大いに楽しませてもらいました
。今夏はPMF開始直前に日本・中国ツアーを
行っていたようですが、アンサンブルとしてのPMF参加はないのが少し残念。
それでも、その中からトランペット首席のタマーシュ・ヴェレンツェイさん①と
ホルンのサラ・ウィリスさん②、トロンボーンのイェスパー・ブスク・ソレンセンさん③
の3名が昨夏に引き続き指導陣として参加しています。
それに、フルート首席のアンドレアス・ブラウさん④、オーボエ首席の
アルブレヒト・マイヤーさん⑤、クラリネットのアレクサンダー・バーダーさん⑥が
加わるという、ベルリン・フィル管楽器パート首席が3名も揃う豪華さ。
これにファゴットのベンツェ・ボガーニさん⑦(前ミュンヘン・フィル首席、元PMF生)が
加わりますから、これは期待するな、という方が無理というものです。

普段ブラス・アンサンブルは聴かないのですが、小ホールに響くブレンドされた
音色に耳を傾けているうちにあっという間に時間は経ってしまいました。
臨時編成とは思えないアンサンブルのうまさ。

今回のプログラムでは金管と木管で分かれて演奏されていました。
①③のお二人は2曲のみで、ほとんどが木管アンサンブルの演奏でした。
全員の合奏がなかったのは残念でしたね。
全曲演奏したのは②のサラ・ウィリスさんだけですが、彼女のステキな笑顔が
ステージや演奏会そのものを明るく華やかに楽しませてくれたように感じました。
しかし、彼女はパワフルですね。
また2階には相当なPMF生が陣取り、さかんに拍手や声援を送っていましたが、
これがさらに活気づけたのかもしれません。
演奏者の組み合わせは下記のとおりです。

1~①②③
2~②④⑤⑥⑦
3~④⑤‥‥耳なじみのあるメロディを名人芸で演奏されるので会場からも盛大な拍手
MC「ありがとうございます。みなさん、楽しんでますか?」とサラ・ウィリスさんが
日本語で問いかけます。会場からは大きな拍手で応えます。
「スペシャル・ゲストです」と言って登場したのが打楽器パートのPMF生が一人登場。
4~①②③+PMF生
<休憩>
5~②④⑤⑥⑦
6~②④⑤⑥⑦‥ステージ上に虫が飛んでいたらしく、開始直前アルブレヒト・マイヤー
さんが「おっ、虫!」と言って手ではらう仕草を。

鳴りやまない拍手に応えてアンコールが2曲演奏されましたが、期待していた
「ベルリンの風」ではなく、なんとラテンの名曲が2曲演奏されました。
7 ロドリゲス:ラ・クンパルシータ~②④⑤⑥⑦
MCはアルブレヒト・マイヤーさん。「ありがとうございます。Kitara(小)ホールは
最高です。アンコールはシュトックハウゼン?」と、茶目っ気たっぷりに会場に問いかけ(笑)
「アンコールはティコティコ。スペシャル・ゲストです。」と言って登場したのが打楽器
パートのPMF生全員3名と、なんと打楽器元首席のライナー・ゼーガスさん。
8 アブレウ:ティコティコ~②④⑤⑥⑦+PMF生+ライナー・ゼーガスさん

昨夏の完璧さも良かったのですが、PMF生も交えた今回のようなくつろいだ演出も
また楽しいものです。全席完売とのことでしたが、当日券も若干販売されたようです。  
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by capricciosam | 2015-07-15 22:38 | 音楽 | Comments(0)


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