エマニュエル・パユ&ベルリン・フィルの仲間たち@所沢ミューズ2016

【プログラム】

1 モーツァルト フルート四重奏曲第3番ハ長調
2 モーツァルト フルート四重奏曲第2番ト長調
3 ロッシーニ  フルート四重奏曲イ長調
4 モーツァルト フルート四重奏曲第4番イ長調
5 武満徹    エア
6 モーツァルト フルート四重奏曲第1番ニ長調

朝から2つの展覧会を鑑賞した後、西武線で所沢へ移動。

ベルリン・フィルはサイモン・ラトル指揮で台湾、日本をツアーし
サントリーホールでのベートーヴェン交響曲全曲演奏会を終えたばかり。
その後、メンバーの何人かは日本に滞在して演奏活動を行っていましたが、
所沢では首席フルートのエマニュエル・パユ(以下「パユ」という。)による
モーツァルトフルート四重奏曲全曲演奏会が開催されました。
同曲のCDは何枚か所有していますが、小生のデフォルトはパユ盤。
それだけに、今回はぜひ聴きたかった演奏会でした。


モーツァルトフルート四重奏曲はCDでは1番から4番まで順に収録されるし、
全3楽章から構成されるのが通常だが、今回のプログラムは各々2楽章の
第3番、第2番からはじめ、ロツシーニの作品を終えて休憩に入り、
後半は3楽章で構成される第4番、フルート独奏の武満徹作品そして
代表曲の第1番で終える構成となっていた。
聴き終えてこれは良い配置だったと思う。ナイスプログラミング。
特に、第2番と第3番をあたかもひとつの作品として扱うかのような聴き方ができた
ことは新鮮だった。また、パロディーとして割合軽く扱われがちな第4番もパユの
手にかかると実に楽しい。1番はCDと比べ遜色なく、ライブ録音として発売して
もらいたい気分だった。
しかし、モーツァルト以上に印象深かったのは武満徹の「エア」。
ひとつのフルートが奏でる音色の多彩さと魅力的な刺激。名手パユの面目躍如だった。


鳴り止まない拍手に応えてアンコールを1曲。
パユが日本語で「ありがとうございます。」(拍手)
「アンコールは………のフィナーレです。」と言って始まったのが、
(残念ながら………は聞き取れず。)
フルート版は初めて聴きましたが、よく出来ていますね。

ドヴォルザーク弦楽四重奏曲「アメリカ」より第4楽章

初めて訪れたミューズは照明の加減のせいか、割合明るい印象。
正面のパイプオルガンの両脇にはミューズ像が2体配置されていました。
2階ほぼ正面で聴きましたが、音も明瞭で残響も適度でした。
今回3階席は入場を制限していたようです。

<はみだし>
行きはライオンズ電車で向かいましたが、
ついつい自らのビジター応援を思い浮かべてしまいました(苦笑)
帰りは西武球場での西武VSソフトバンクの試合が終わったタイミングと重なり、
都内行き各駅停車はガラガラなものの、選択した急行は激混みでした。
まぁ、これはしかたありません。
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by capricciosam | 2016-05-30 23:57 | 音楽 | Comments(0)


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