とりあえずホッとした

昨夜の高野連の判断の結果、選手達の成した偉業が
取り消されることなく、優勝旗も返還せずに済んだことを
素直に喜びたい。
ホッとした。

しかし、改めて振り返って今回の一件に登場した「大人」
には問題があるように感じた。
はじめに野球部長にはいくら被害者に問題行動があろうとも、
自らの軽率な行動が選手含めた全体に取り返しのつかない
結果をもたらしたかもしれないことを猛省してもらいたい。
次に校長・教頭はじめ学校側の危機管理への鈍感さは、
隠蔽体質と批判されてもやむを得ない。
「選手一流、教職員○流」の印象が残った。
偉業を成した選手のいる学校としてしっかりしてもらいたい。
最後に、自分も親として校長はじめ学校側とやりあった
経験があるが、やりあうならできるだけ客観的状況を捕まえる
ようにして、冷静にやらなければならない、と今でも思う。
しかし、今回は被害者自身の行為にまったく非はなかった、
と言い切れるのか、親として冷静に判断した上での行動
だったのか、少々疑問が残った。タイミングの悪さに単なる
盲目的な「親○カ」の印象しか残らない。

前代未聞の事態故に今回の事件の投げかけた波紋は大きい。
不祥事に始まり不祥事に終わった大会、と言われる今回の
もうひとつの当事者である明徳義塾との処分内容のバランス
の悪さを問いただす声もある。
不祥事を犯した者だけが処罰されるべきであり、チーム全体
の連帯責任まで問う必要はないという声もある。
とりわけ直接的に関係ない選手たちがストレートに喜びを爆発
できない状況で、少なからず心の傷を負っただろうだけに、
予測不能な危機にいかに対応していくべきなのか、これからの
再発防止に向け、関係者は「大人」の知恵を振り絞って、
汗を流してもらいたい。
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by capricciosam | 2005-08-28 22:00 | 時の移ろい | Comments(5)
Commented by f16fightingfalcon at 2005-09-01 00:18
こんばんわ、とりあえず落ち着いたようですね。高知新聞あたりはかなり処分が甘い、などと言う論調のようです。
http://www.kochinews.co.jp/0508/050828headline01.htm
私は明徳は「出場辞退」と理解していましたが、こういう事が続くようだと、「出場辞退に追い込む」と言うような事ではなく、明確な基準を決めておくべきでしょうね。今回のように複数の不祥事が同一大会で起こると大変です。基準を決めても、使われないのが一番良いことですが。
Commented by tokkey_0524zet at 2005-09-01 12:34
 明徳義塾は学校側が「出場辞退届」を出したんだそうですが、学校の方針によって処分に差が出るというのは腑に落ちません。確かに〝基準〟は必要だと思います。
Commented by itabashi_1 at 2005-09-01 21:12
私もほっといたしました。が、
>学校側の危機管理への鈍感さは、隠蔽体質と批判されてもやむを得ない
私もまったくそう思いますが、それ以前に「何をやったらいけないか」について官民一体で抜け落ちているあたりがまたも露呈したとしか思えません。「何をやっていかなければ」という「指導」が不安です。病院も含め「先生」がいる「業種」に問題が多いのも偶然とは思えません。
高校野球は朝日新聞社の部数拡大に寄与する国民的イベントであり「高校球児」が販促素材であること、「体育会系」を良しとする根強い風潮も「成果主義」に直結していよいよ盛んですが。
Commented by 無名 at 2005-09-03 13:23 x
関係者から回ってきた情報なのですが、苫駒の部長は人望が厚く、すごくいい人らしいですよ。スリッパで殴られたとか、素手で殴ったとかの問題は殴られたってやつが「レギュラーじゃねーんだから飯なんてくわねー」とかだだこねるように言ったからスリッパで軽く「ちゃんと食べろよ」ってポンと叩いた程度らしいですし。部室に連れてかれて何十分も殴られたってのも実は数十秒らしいし、それは部員全員が見てたらしいですしね。親が札幌に住んでいてすごい思い込みの激しい、熱い人なのでどうしようもなく最終的に部長側が折れたそうです。けど教育委員会に苫駒の生徒から「辞めさせないでくれ」っていう手紙が殺到したらしいです。だから今回の事件は生徒がかなりのワガママなため起こった、生徒のうさ晴らしってとこじゃないですか。
Commented by capricciosam at 2005-09-04 06:43
> f16fightingfalconさん、コメントありがとうございます。
>明確な基準を決めておくべきでしょうね

>tokkey_0524zetさん、コメントありがとうございます。
>確かに〝基準〟は必要だと思います。

お二人のおっしゃるとおり、明確な判断基準がなかったことが、判断が示されるまでの間によけいな推測を生み、結果としてなんともスッキリしない落ち着き方となったような気がします。秋季大会に向けて選手達は元気に練習を再開したようです。道内では優勝報告会を開いてあげよう、という動きもあるのですが、衆議院選挙が終わらないと盛り上がらないでしょうね。

>itabashi_1さん、コメントありがとうございます。
>病院も含め「先生」がいる「業種」に問題が多いのも偶然とは思えません。
アハハ、おっしゃるとおりですね。職業内容の重要さから社会的地位が高まることでよけい注目されるのでしょうが、そもそも資質として問題がある人間が多いのか、あるいは割合としては他の職業と変わらないのか。どの辺が正鵠を得ているのでしょうか。


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