マルちゃんする

高度成長期を幼少から生きてきた世代としては
当時を振り返って、即席ラーメンは欠かせないもののひとつ。
当時の北海道では東洋水産の製品がよく目に付いて、現在同様
「マルちゃん」というブランドで親しまれていた。
 みそラーメン、塩ラーメン、しょうゆラーメン…
実際にラーメン屋で食べる前に、即席ラーメンで「ラーメン」が
定義されてしまい、後年実際に食堂で食べたときはギャップを
感じてしまった。でも、すぐ本物になじんだのは言うまでもない。
コーヒーもインスタントが先で、喫茶店に入って頼んだ
ブラックコーヒーの味が普段飲んでいるインスタントと違うことに、
とまどったものだ。「まずい」という印象を持ったように思い出す。
でも、これもラーメンと同じで、すぐなじんでしまった。
順応性が高いと言うのか、芯がないと言うのか…。
この当時は、物質的に満たされつつある時代だったから、多くの
需要を満たすために、本物よりも代替え品が先行したのだろう。
そうそう、即席ラーメンを語る時に忘れてはいけないものに
東洋水産の「マルちゃんWラーメン」というのがあった。
なんのことはない、麺がふたつ入っているだけなのだが、
当時の豊かではない生活を考えれば、なんとなく得した気分に
なれたものだった。プチぜいたく気分、か。

その「マルちゃん」の即席ラーメンがメキシコで人気を得ていて、
「マルちゃん」という単語が「簡単に出来る」「すぐできる」という
意味で使われている、という。
(Yahoo!ニュースから)
外来語として定着した?ということか。
伝統的食文化を破壊する恐れ、健康上の問題、などは
どこかで聞いたことがあるような話。
日本で過去の話となったことが、時間的にずれながら世界の
どこかで生じてくる。歴史は繰り返す、ということか。
売れる背景は低所得者が手を出しやすい低価格、という点らしい。
「食」は根元的なことだから、お腹を満たすためには食事は欠かす
ことはできない。それ故、低価格で入手しやすい即席食品が
大切な食事として受けいれられているのだろう。
これは、我が身を振り返っても納得。
しかし、メキシコで「マルちゃん」とは、ねぇ。
う~ん、 ピンとこない。
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by capricciosam | 2005-10-22 22:03 | 時の移ろい | Comments(2)
Commented by tokkey_0524zet at 2005-10-27 00:48
 「ちびろくラーメン」なんてのもありましたね。普通サイズより小さめの麺が6つ入っていて、食べる量に合わせて作る事が出来るという。自分の中で一番美味しいと思ったのは「出前一丁」です。

 即席ラーメンは今でもしょっちゅう食べてます(←低所得者)。
Commented by capricciosam at 2005-10-28 00:16
> tokkey_0524zetさん、コメントありがとうございます。
>自分の中で一番美味しいと思ったのは「出前一丁」です。
そうそう、あれもうまかったですねぇ。即席ラーメンに代表されるインスタント食品は今じゃ暮らしに欠かせないものになりましたね。この頃思い出したように食べたりしています。種類が豊富になったのはビックリです。


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