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プレーオフ

と言っても、プロ野球ではありません。
普段ほったらかしの雑事にひと区切りをつけて、
ふとTVを見ると、男子プロゴルフのダンロップ・フェニックスの
最終日が放送されているではありませんか。
ちょうど最終組の16番ホールでした。
最終組はタイガー・ウッズ、横尾要、ジム・フューリクの3名。
しかもタイガーを2打差で二人が追っています。
「おっ、なかなかやるじゃないか、でもタイガーなんだろうね」
と、軽い気持ちでTVの前に腰を据えたのですが、
なんと横尾が17番で1打差に迫り、最終18番ではバーディを
奪って、とうとうタイガーと並んでしまったのです。
「おーっ、すごいぞ!横尾がんばれ」
そして、プレーオフに突入したのですが、最初のホールで
タイガーが左足首を痛めるアクシデント発生。
「おっ、チャンスだ」
しかし、そこは世界のタイガーです。
踏みとどまります。決着はつきません。
そして、4ホール(パー5)目で勝負の時が訪れました。
タイガーは2オンし、2パットでバーディ。
3打目の抜群の寄せの後、すかさず4打目を入れて横尾に
圧力をかけます。静かだけど火花散るかけひきですね。
横尾は残り約5mと、結構な距離を残しています。
ちらっと不安が脳裏をかすめますが、やはりはずして結局パー。
勝負はつきました。
「残念、しかし、健闘だったぞ」
久しぶりにゴルフ中継を見ましたが、横尾の健闘で
思わぬ一時を与えてもらいました。
しかし、なんと言ってもスゴイのはタイガーです。
激痛があっても試合放棄せずに、冷静にプレーを続行する、
その強靱な精神は、凡人の到底及ばぬところです。
今日は女子マラソンの高橋尚子も復活優勝をとげましたが、
一流のプレーヤーのプレーは見てて楽しいだけではなく、
時には感動も与えてくれるから見るのをやめられませんね。
男子トーナメントに挑戦するM・ウィーも来日したようですから、
次の週末の楽しみが増えました。
by capricciosam | 2005-11-20 22:43 | 時の移ろい


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