ホリエモンの退場

昨夜はホリエモン逮捕のニュースを知り、
TVのチャンネルをあちこち替えて見ていました。
そのうち小菅に収監されてからは報道が単調になりだし、
かつ手のひらを返したようにホリエモンを呼び捨てに
し続けていることに、「散々もてはやして利用していたのに」
と、なにやら解せぬモノが段々たまってきました。
「なんか矛盾を感じるなぁ」
そのうち眠くなり寝てしまいました。

先日も書いたのですが、ホリエモンの拝金主義的な
側面は受け容れがたいものだったのですが、発想や
行動の仕方は閉塞感、停滞感の漂う世相に風穴を開ける
部分があり、好悪を別にして注目していました。
結果的に違法な自作自演劇の疑いで逮捕された訳ですが、
上場する企業の経営責任者としては、なによりも
「フェアで法を守る」ことが求められることを
忘れてほしくなかったですね。
仮にそんな気持ちがそもそもなかったとしたら、
退場は当然なのでしょう。

先ほどライブドアの「社長日記」をのぞきましたが、
もう削除されていました
(追:「livedoor社長日記」から「堀江貴文日記」に変更して
残っていました。お詫びして訂正いたします。
tokkey_0524zet さんご指摘ありがとうございました。)

ポータルサイトとしての一番の売り物を除外せざるを
えなかったライブドアの苦境はこれから深刻化するのでしょう。
株価の大幅下落に加え、監理ポストに移されて
上場廃止の現実に直面する可能性が高まってきた訳ですから
会社の存亡をかけた日々が始まっていることは
素人でも推測できます。
一般社員の今後を想像するとお気の毒なのですが、
当分の間、ライブドアの動向には目が離せないのでしょう。

でも、私個人としては「耐震構造偽装事件」や「米国産牛肉事件」
を忘れるつもりはありません。
マスコミも政治もライブドアショックに惑わされずに
こちらもしっかり追求してもらいたいものです。
こちらは直接的に「命」に関わる重大事件なのですから。
[PR]
by capricciosam | 2006-01-24 23:51 | 時の移ろい | Comments(11)
Commented by f16fightingfalcon at 2006-01-25 00:05
こんばんは。いろいろと考えさせられますね。私も同様に「金儲け」だけを考えているのではいただけませんが、「閉塞感、停滞感の漂う世相に風穴を開ける」というような彼なりの理想があれば、その手段としての金儲けは容認せねばならないと思っていたので残念です。
Commented by f16fightingfalcon at 2006-01-25 00:09
耐震偽装の話も、「被害」にあわれた方には同情を禁じえませんが、本来、「あれだけの立地と広さで格安」の物件を買ったわけですから、いわゆる「目利き」が出来なかった、という自己責任はまぬかれないでしょう。こういう点でも「拝金主義」が蔓延しているように思います。そういう意味では「偽装した側」はきちんと価格を下げていたので、ある意味良心的な面もあるのかと思います。不当にコストを下げたとしても立地と広さから相場の根付けは出来たと思われますから。
Commented by capricciosam at 2006-01-25 07:33
> f16fightingfalconさん、コメントありがとうございます。
>彼なりの理想があれば
いずれ保釈金を積んで出所してくるのでしょうが、立件容疑に関する釈明の機会はあっても彼なりの考え、ましてや理想を表明しても世間がどれだけ耳をかたむけるのでしょうか。ブログの再開も考えられますが、現ライブドアでは無理があるでしょうしね。
Commented by capricciosam at 2006-01-25 07:34
>f16fightingfalconさん、コメントありがとうございます。
>「偽装した側」はきちんと価格を下げていたので、ある意味良心的な面もあるのか
建築物価格に高低があるのはやむを得ないところですが、地震国日本で「安心して住める」という前提は高低にかかわらない必須要件であったはずです。今回はその大前提が設計、建設、販売側から一方的に裏切られた訳ですから、そもそも売るに値する、買うに値する商品だったのか、という点に遡って考えるべきなのでしょう。商品としての本来の機能を満たさない欠陥商品は商品としての価値はゼロではないでしょうか。新品にしてすでにジャンク品であった訳です。そのようなものを安く売る、という行為は詐欺的行為と同列になる、と思います。その行為を安く販売したことで良心的ととらえても、詐欺的行為であることは免れないでしょうし、本来その点に良心という酌量の余地があるのか、疑問です。また、詐欺的行為であるが故、今回は買い主の瑕疵は少ないと思います。
Commented by tokkey_0524zet at 2006-01-26 00:37
 今晩は。コメントを拝見していて感じましたが株にしてもマンションにしても買う側はもう安心出来ないという事でしょうか。対象を見極める事の難しさ。

 堀江氏はその善悪如何は別にしても、IT時代の一大〝トリックスター〟であった事だけは間違いないと思います。(確かまだ「堀江貴文日記」はありますよ。最後の記事が1月22日のままで。)
Commented by capricciosam at 2006-01-26 06:17
1/25のコメントのうち、以下の一文を削除いたします。
<ブログの再開も考えられますが、現ライブドアでは無理があるでしょうしね。>


Commented by capricciosam at 2006-01-26 06:29
>tokkey_0524zetさん、コメントありがとうございます。
>一大〝トリックスター〟であった事だけは間違いないと思います
まさしくそんな感じで歴史に残るのでしょうね。ただ起業という概念を一般に普及させたので、次なる類似のトリックスターの出現もありうるのかもしれませんね。日記の件、確認して、本文も訂正いたしました。ありがとうございます。
Commented by f16fightingfalcon at 2006-01-27 00:11
こんばんは。かなり無茶なコメントをしまして申し訳ありません。もちろん私も「詐欺」だと思っていますし、酌量の余地があるとも考えているわけではないです。が、あくまでも「当事者同士」で解決すべき問題であり、なぜあれだけ速やかに国が動いたのかが全く疑問です。
>新品にしてすでにジャンク品
であるのは問題ですが、経年劣化や、建築基準法改正以前の建物など、世の中に「ジャンク品」はたくさんあるはずで、それらの抜本的な対策とセットで行うのであれば理解できますが。

ライブドアの件も含め、お金の価値や使い方、稼ぎ方など、社会全体で考え直す必要があるのかもしれません。
Commented by capricciosam at 2006-01-28 00:33
>f16fightingfalconさん、コメントありがとうございます。
>なぜあれだけ速やかに国が動いたのかが全く疑問です
確かに迅速に対応したことは事実ですね。表向きは建築に関する法制度がやすやすと裏切られていたことは法治国家として看過できない、詐欺的行為という刑法に触れる可能性、地震等により倒壊すると居住する人たちの生命・財産のみならず周辺の生命・財産をもまきこみかねない危険性が高い点等が考えられるのでしょうか。一方ではネット等で噂されている某宗教団体がらみの与党のスキャンダルに発展しかねないということもあるのでしょうか。スキャンダルの真偽はともかく、表向きの点だけでも十分だとは思います。
Commented by itabashi_1 at 2006-01-29 22:00
こんばんは、capricciosamさんと同じように感じていましたが、とりあえずの思いをTBさせていただきました。ご覧いただければ幸いです。
Commented by capricciosam at 2006-01-29 23:43
> itabashi_1さん、コメントありがとうございます。
記事拝見しました。新聞インタビューにある
>規制は本来、弱者を守るためにある。市場原理主義は人々を勝者と敗者に容赦なく分けてしまう
>競争はいい。しかし、自由競争は良くない。規制下で競争すべきだ。
「規制」という負のイメージでとらえがちな言葉にも、改めて意義があることに認識を新たにしています。


<< モーツァルトの誕生日によせて 雪の造形 >>