YOSAKOIソーラン

札幌の初夏を彩るお祭りとして、そして全国区にもなった
YOSAKOIソーランが始まりました。
昨夜は大通り会場からのソーランナイトがTV中継されていました。
あいにくの雨の中でしたが、各チームの熱演が次々と映し出されます。

そもそも大学生の発案で始まった歴史からなのか、
その演舞は伝統による型がない分、当初からエネルギッシュな躍動感、
荒々しさ、荒削りといった印象が強く、いきがった仕草が随所に見られる
のが特徴のような感じで受け止めています。
もっとも素人のストリートライブなのですから、観衆に対して
「どんなもんだい」というちょっと得意げな気持ちが現れるのは
自然なことでしょう。

別に演舞の善し悪しを言いたい訳ではないのですが、
歴史を重ねてくると、どのチームもパターン化された感じで、
同じような演舞にしか見えなくなり、一種の単調さも感じてしまい、
次第に飽きてあまり感心がなくなってしまいました。
もっともこれは見るだけ側の言い分であり、演じる側とは
別のものなのでしょうが。

昨夜も若者中心のチームによる、その荒ぶる魂を表現したかのような
躍動感を全面に押し出した演舞が続きました。
その中で、はるばる福岡県から来札した高齢者中心の

「福来いアジア祭り BBC元気ッス」

の踊りには思わず笑い、そしてなごみました。
猫メークとその衣装もユニークなら、歌の中でお迎えがきても
「まだまだ」と言ったり、踊りを終えたら会場に対して「礼拝」の合図で
お辞儀をし、「出棺」の合図で退場する、と「高齢と死」を軽~く
笑い飛ばす様は実に痛快でした。
踊りはアクションも地味でばらついたりして、決して上手とは
言えないのですが、その意気や良し、といった感じでした。

祭りの内容が歴史を重ねることで統一感が強まってくることは
避けられないとは思うのですが、そうすることで単調化して
飽きられる側面もあるでしょう。
そんな傾向を打破する意味でもいろんな年代層が様々に演じる
「多様性」はこれからもぜひ確保していってほしい、と思いました。

夜、雨の中で濡れながらの演舞でしたから、「福来い」のみなさんには
体調を崩さなかったか、と少々心配です。
楽しい思い出を作って福岡県に帰っていただきたいものです。

こちらの画面の3日目写真下から2段目の右側が「福来い」のみなさんです。
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by capricciosam | 2006-06-10 07:52 | 時の移ろい | Comments(0)


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