あかね空@文春文庫

◆ なんとか読んだぞ!めざせ二桁

  年末に、一年を振り返って読書量が減ったことを嘆いてみたものの、
  嘆いたところで本が読める訳じゃなし、
  ましてや読んだ本が増える訳でもないのは当たり前のこと。
  それで、コツコツと取り組んでみた。
  少々、歩みは遅いが今日で3冊読了。
  やれば、やるもんだ、と感心。
  しかし、老眼になって焦点がジャストになりにくく、歯がゆさも少々。
  まあ、これはしかたないか。
  
  そのうちの一冊。
  山本一力著「あかね空」
 
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  江戸の新兵衛長屋に京風のとうふ屋を開いた永吉と
  おふみ一家の二代に渡る商いに苦闘する様子を描いた
  サムライがただの一人も登場しない下町人情物語。
  時代ものはあまり手にしないのだが、これは読みやすく
  どっぷりつかって読んでしまった。いいねぇ、この感じ。
  夫婦愛、親子愛、兄弟愛。
  「愛」という言葉の本来もつ滋味に久しぶりに触れた充実感。
  そして安堵感。
  さすが、直木賞受賞作というところか。
  何年か前の受賞時に、作者がこの物語の舞台となった下町
  に住んでいて、奥さんと二人の子供達とともに発表会場に
  自転車でかけつける様子がドキュメントで放送されていて以来、
  興味があった作品でもあった。
  
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by capricciosam | 2005-01-30 23:23 | 読書 | Comments(0)


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