討ち入り

帰宅してTVを見ると「討ち入り」のニュースをやっていました。
忘れていましたが、12月のニュースの定番ですね。
何百年も前の出来事ですが、これほど息長く語り継がれる
「復讐物語」も類を見ないのではないでしょうか。

都営浅草線泉岳寺駅を下車して、泉岳寺の門をくぐり、左に折れて
墓所に近づくと、線香のにおいが強くなってきます。
そして奥まったところの一角に主君と義士たちの墓があります。
何度行っても、胸に迫るものを感じるところです。
歴史と人間ドラマを感じさせてくれる都内有数のスポットでしょう。

この事件で有名な辞世の句。
まずは、主君の浅野内匠頭長矩です。

 風さそふ 花よりもなほ 我はまた 春の名残を いかにとやせん

次に、家臣の大石藏之助です。
 
 あら楽や 思いははるる 身は捨つる 浮世の月に かかる雲なし

「迷い」と「達観」と言ってもよいのでしょうか。
この二人の性格や当時の心境を見事に描いた秀句だと思います。 
それにしてもこの一件では多くの命が失われたものです。合掌。
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by capricciosam | 2006-12-14 23:57 | 時の移ろい | Comments(0)


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