12人の怒れる男@DVD

「冤罪」と「法廷」で連想したのが「12人の怒れる男」です。
まだ若かった頃、旧作映画がTVでよく放映されていました。
その頃見た一本です。

父親殺しで起訴された少年の裁判が舞台なのですが、
さらにはその狭い別室が主な舞台となります。
暑いので、早く裁判を終えて解放されたい気分が部屋に満ちます。
審判には全員一致が必要です。
審議する12人の陪審員のうち11人は有罪なのですが、
たった一人だけ有罪に疑義を唱えていきます。
有罪の根拠が、単なる先入観や偏見に過ぎないのではないか、と。
「どうして、そんなへんなことを言うのだ!?」
「おまえがへんなこと言うから早く帰れないじゃないか」
激論が戦わされ、ぶつかり合ううちに…。

ちょうど半世紀前の白黒の旧い作品ですが、スキのない構成で、
緊迫度が高く、いまだに法廷サスペンス映画の傑作だと思います。

あと数年のうちにスタートする裁判員制度で、一般の人も
刑事裁判に加わっていくことになります。
「裁く」ということの「重み」を考え、その立場に立つ人はどうあるべきか、
ということを考えるにはふさわしい一本だと思います。
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by capricciosam | 2007-01-15 22:54 | 映画 | Comments(0)


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