最後のジャズ入門@幻冬舎新書

以前書いた「積ん読の山」ですが、その中の一冊に
「最後のジャズ入門」がありました。
ジャズも好きなのですが、依然ビギナー状態です。
この本の副題が「挫折し続ける初心者のための」とありましたので、
「おっ、ピッタリだ、どれどれ」と買ってみたのでした。
ところが、読まないうちにリンクさせていただいている
プロ作家の佐々木譲さんのブログで題名は伏せているものの、
本書のことをテーマに記事を書かれているのを発見しました。
しかも、かなりご立腹されています。
佐々木さんのおっしゃっているのはおおよそ次のようなことです。

ジャズ、落語、歌舞伎etcの「パフォーミング・アーツ」は「ライブ」が大前提で
CD等の「記録」の鑑賞は次善の策である。
しかし、著者は(この大事な「ライブ」に一切触れることなく、)初心者による
CD選びの過ちを述べるだけ。これでは「入門書」ではなく、単なるCD鑑賞の
手引きだ。

そこで、慌てて読んでみたのですが、確かに著者は肝心な「ライブ」には
一言も言及されていません。そもそもCD鑑賞しか念頭になかったようです。
つまり、前提からして「CD鑑賞でジャズがわかる」との考えで書かれたもの
だったようです。これでは「入門」という言葉がライブも含みかねないので、
看板に偽りあり、ということになるのでしょう。
やはりステージの息遣いが伝わる「生」が一番であることには私も賛成です。
読み終えて私も肩透かしを食らった気分になりました。

佐々木さんは、昔の歌舞伎の名演をあたかも見たかのようにして論評する
例えで、この話の続きを書かれていますが、さすがですねぇ。
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by capricciosam | 2007-03-05 23:47 | 読書 | Comments(2)
Commented by aiden301 at 2007-03-09 00:05
こんにちは。
ぼくはjazzはあまり詳しくないのですが、横浜のjazzライヴハウス(+bar)で、心地よく一杯やるのは大好きです。横浜にいらしたらさいは老舗「barbarbar」など、ちょっとおすすめです。^^
Commented by capricciosam at 2007-03-09 07:18
>aiden301さん、コメントありがとうございます。
>jazzライヴハウス(+bar)で、心地よく一杯やるのは大好きです
aiden301さんがリラックスされてくつろがれている様子が目に浮かぶようですね。いや~、いいですなぁ(^^)貴重な情報ありがとうございます。


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