魯山人の宇宙@大丸札幌店2007

昨日からタイヤ交換したついでに物置の整理をし、また散歩をしたりと
休日の割にはいろいろ身体を動かしています。

今朝は散歩のついでに統一地方選挙の投票に行きました。
投票開始時刻くらいに投票所に着いたら、次々投票にいらっしゃっていて
少々びっくり。皆さん結構早いんですねぇ。
北海道では知事選、札幌市長選は選管の正式な発表もない
20時ちょっと過ぎには、結果が出ていました。
報道機関のすばやさには毎度のことながら驚くばかり。
しかし、気になるのは他県も含めた投票率の低さ。
国が破産しかねない危機的状態だというのに…

午後はカミサンのリクエストで「魯山人の宇宙」展に。
TVの食番組や鑑定番組を通じて北大路魯山人の名に触れることは
あれど、実際に作品には触れることもなかったので良い機会でした。
今回は陶芸を中心としたものでしたが、場内の解説で改めて、
魯山人が書、篆刻、絵画、陶芸、料理と多岐にわたる分野で活躍した
ことがわかりました。
今回は笠間日動美術館、カワシマコレクション、福田家から出品された
もので、なかなか充実したものでした。
魯山人は「器は料理を引き立てるもの」との考えであったらしく、
料理を第一と考えていたようですが、それでも出品されていた作品は
味わい深く、観ていて飽きない作品が大半でした。
(晩年傾倒していたという備前焼あたりには正直「?」な作品も)
中にはポップで、大胆なデザインや色使いのものも。
二人して「今でも通用しそうだ、おしゃれだねぇ」
器の形はほとんどがいびつなもので、組物などでは到底重ねることは
無理だろな、と思うくらい不揃いなのですが、そこには堂々たる主張や
存在を感じさせるから不思議です。

会場に掲示してあった魯山人語録のひとつです。
「小生は現代作家の饅頭の皮を作るような表皮の美術技巧に身をやつす
輩は大きらいに候 中身の餡の味こそ芸術の本義なれど(略)」

今回はその「餡の味」を賞味できたような余韻がありました。
ごちそうさまでした。
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by capricciosam | 2007-04-08 23:31 | 展覧会 | Comments(0)


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