社長は自社のミンチを食べられるのか

世の中で培われてきた決め事が共通項やルールとなって、
信頼が醸成され、安心して暮らせるというものだが、
そんなものは、そもそも破ろうとしたらなんら良心の呵責もなく破れる
ものだと証明してみせた悪例が今回の苫小牧のミートホープ事件か。

生命に直接的に関連する同様の事件としては耐震構造偽装事件も
あったが、直接体内に取り入れる点からも、その偽装の悪質さは最悪。
生協の検査で看板に偽りあり、とスクープされてからの社長の発言は
一体何転したのだろうか。二転三転どころではない。
しかし、世間の批判や追及の厳しさに、ようやく観念したようだが、それでも
社長の往生際の悪さには言語道断の思いが残る。
恐らく、この人には「消費者の信頼に応える」とか「食品の安全や安心」という
考えはこれっぽっちもなかったのだろ。
あるのは、ルール無視の「儲け」だけ、か。
しかし、商道徳という最低限のルールも守れずに、利潤追求では
いただけない。
即刻退場願いたいし、事実次々に取引停止に追い込まれているようだ。
会社の存続自体も危ういか?
愚かなトップに同情の余地は感じないが、社員は大変だろう。

ところで、北海道農政事務所が再三に渡る内部告発を一年以上も
放置していたとは、一体どうしたことか。おまけに道庁へ責任転嫁ですか。
そりゃ、ないっしょ。責任者でてきたら。
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by capricciosam | 2007-06-22 21:51 | 時の移ろい | Comments(2)
Commented by syunpo at 2007-06-23 09:14 x
ミートホープ社の「偽装」は、私と交流のあるブロガーさんの多くの方が関心をお持ちのようで、同様の憤慨を訴えておられます。とりわけ、地元・北海道の消費者の方々には、一層、ショッキングな事件だったのではないかとお察しいたします。
お説のように、偽装そのものもひどい行為ですが、バレた後の社長の対応も火に油をそそぐような最低のものですね。会見に同席していた元工場長が、隣に座った社長に気をつかって、シドロモドロの答弁を繰り返していましたが、その様子をみているだけで、いかにワンマン経営だったがわかります。
風通しの悪い組織は、例外なく「腐敗」する、ということでしょうね。
Commented by capricciosam at 2007-06-23 11:11
>syunpoさん、コメントありがとうございます。
>地元・北海道の消費者の方々には、一層、ショッキングな事件
おっしゃるとおりで、自分もどこかで口にしていたかもしれないと想像するだけでもおぞましいのに、道産品への信頼をも揺るがしかねない最低最悪な事件です。
>風通しの悪い組織は、例外なく「腐敗」する
優れた倫理観や理念に裏打ちされたトップを拝する組織もなくはないのでしょうが、今回は倫理観ゼロのトップのワンマン経営故になおさら指摘のような典型例となって現れたのでしょうね。
TBさせていただきます。


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