17年ゼミ@TV

今日もうだるような暑さで、何をしても汗がでてしょうがありません。
でも、どうやら明日からは少し落ち着きそうです。フーッ

30℃を超す日々で、ふと気づいたのが毎朝のセミの声。
近くに公園があるのですが、ここ数年はセミの声も
ほとんど聞かずじまいでしたから、6時頃から鳴く彼らの鳴き声は
ほとんど目覚まし代わりでした。

その時、TVで取り上げられていたのが「17年ゼミ」

米国では17年周期で大発生するセミがいて、ちょうど今年が
その年で、シカゴ近郊のお宅で取材が行われていました。
羽化の夜、庭の大木の周辺からは無数のセミが地面から
はい出してきて、一斉に大木にむかって登っていきます。
少しでも高く上がろうとするのは、登ってくる仲間のセミに
羽化が邪魔されないため。
実際、羽化直後はとても弱い状態なので、下から上がってきた仲間の
セミとぶつかって地面に落下したら、蟻の餌食になり助かりません。

羽化直後の羽は弱いので何日か直射日光にさらして乾燥させて、
大群が一斉に飛び立ちますが、人間なんて知ったこっちゃない。
街の中がセミだらけになります。
でも、それも10日あまりで、彼らは交尾を終えて子孫を残して
死んでいきます。
近くの公園で鳴いているセミも何年周期なのかは不明ですが、
短い逢瀬を謳歌しているのか、と思うと、なにやら激励したくなったりして…

17年地中にいて、飛び回るのはたった10日あまりだけです。
なんとも壮大な話ですが、なぜ17年周期なのか?

それは17が「素数」(1とその数以外に割り切れる数がない)という点です。
例えば17までの素数と言えば、
1,3,5,7,11,13,17
それ以外の
2,4,6,8,9,10,12,14,15,16
は、1とその数以外に割り切れる数があります。
素数が有利なのは、他の数となかなか一致しないことです。
つまり、他の素数以外の周期のセミに比べ、素数のセミたちは
他のセミに邪魔されずに繁殖できる有利さがある訳です。
これは吉村教授(静岡大学)の大胆かつ興味深い推理ですが、
これも「適者生存」の一例なのでしょうか。

そう言えば、大発生の年だけの名物が「セミのお菓子」
チョコレートでコーティングされたセミを食べるのですが、
これは、ちょっと遠慮したい気分でした。
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by capricciosam | 2007-08-15 21:48 | 時の移ろい | Comments(2)
Commented by rainbowfl at 2007-08-16 11:28
こんにちは。
TBしていただきましてありがとうございました。^^
ようやく暑さも一段落のようでよかったですね。お疲れさまでした。

とっても興味深いお話ですね。
どんな世界でも生存競争は激しいですから生き残るのに必死ですよね。
それにしても17年も地中にいてやっとの思いで羽化してもたった10日の命。。。だからこそあれだけの大声で鳴き存在を示すのかもしれませんね。それにしても17年ですかぁ・・・はぁーー。
私、チョコは好きですが、セミの形(もしかしてセミそのものをコーティング???)のものはもしいただいたとしてもごめんなさい!です。まるで罰ゲームのようですね。^^;
Commented by capricciosam at 2007-08-17 06:36
>rainbowflさん、コメントありがとうございます。
>もしかしてセミそのものをコーティング
当たりです。TVでは死んだセミの羽を持って、溶かしたチョコレートにつけてコーティングしていました。羽と背中の一部は露出しているのですが、子供たちがおいしそうに食べているのに目が点になりました。
>まるで罰ゲームのようですね
おっしゃるとおりで、私にはそのものです。


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