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北大イチョウ並木

北大の広いキャンパスを南北に通るメインストリートのほぼ真ん中に
直角に交差する通りの両側には樹齢うん十年になるイチョウ並木があり、
毎年秋には紅葉(黄色だから「黄葉」?)が見事です。

今年は見頃の11.3~11.4の二日間、この並木通りを歩行者天国にして
市民に開放するという粋なはからいがありました(北大エライ!)。
今日、超久しぶりにカミサンと歩いてみましたが、相変わらず見事ですね。
北大イチョウ並木_c0007388_221687.jpg

北13条門側からゆっくりと写真を撮りながら歩いたのですが、
頭上に青空も見えていたのも束の間、両側から延びた枝が交差する辺りは
まるで黄色のテントででも覆われたようで、その中に佇むと、
何故か「ムフフ」と微笑したくなり、気持ちが浮き立つような気分になります。
自然の大樹に抱かれる安堵感からなのでしょうか。
歩き続けると、両側の枝が交差しきれていないところでは青空が顔を出し、
そして時々雲間から光が指すと、木々の間を通ってスリット状の明暗ができ、
またおもしろい風情を醸し出します。
1kmにも満たない通りなのですが、この並木の風情は大切にしたいものです。

大勢の人でにぎわっている通りを抜けて、ちょいと足を伸ばして
「ポプラ並木」も、これまた超久しぶりに見てきました。
北大で並木と言えばこちらが有名なのですが、2、3年前の台風被害で
一部が倒れてしまい、現在は途中までしか歩くことはできませんでした。
こちらはイチョウ並木に比べると、訪れる人の数はぐっと減っていました。
まあ、この時期はしかたないでしょうね。
ところで、ポプラも落葉するのでしょうが、行ってみると、
ほとんど紅葉が始まっておらず、これにはびっくりでした。
さすがロシア原産です。耐寒性が違うのでしょう。
北大イチョウ並木_c0007388_22311560.jpg

by capricciosam | 2007-11-04 22:32 | みて楽しむ


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