今年の漢字は、やはり…

日本漢字能力検定協会(京都市)が募集する「今年の漢字」が発表された。
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案の定と言うべきか、やはりなぁと言うべきか…
とにかくこの字にまつわる出来事が多すぎたような印象ですね。
TVではこの字を書かれた清水寺の貫首が
「この字を書くなんて日本人として情けない」
と答えていたが、似たような気持ちの人も多いのではないのかなぁ…

以前、耐震構造のねつ造事件の際に、札幌でのインタビューに応えていた
一般市民の方の発言がこの時代の空気をうまく言い当てているように思った。
曰く
「将来、今の時代は良心を失った時代だ、と言われるだろう。」
それぞれの持ち場でやるべきことをやらずに、ごまかしが横行する。
なんともひどい時代に突入したものです。

ところで、色々な人に予想してもらったというこの記事も興味深く見ていました。
「偽」の他には、「疑」「謝」「剥」「変」「甘」
どれも、なるほどなぁと思えます。
やはり世の中を形成するのは様々な視点ですね。
<追記12.13>
リンクした記事も何れは読めなくなってしまうので、
それぞれの字の印象深いコメントを少し抜き書きで追加しておきます。

疑~消費者は食に対して、疑いの目を向けざるを得なくなった
謝~テレビをつけるたびに必ず誰かが頭を下げていた。
   今年ほど謝罪会見を目にした年はなかった
剥~メッキが剥(は)がれた1年だった
変~おかしいの『変』と変化の『変』&大変の『変』。『乱』とも言えるか
甘~マネジメントの『甘さ』、世間への『甘え』や認識の『甘さ』

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by capricciosam | 2007-12-12 23:47 | 時の移ろい | Comments(2)
Commented by むぎ at 2007-12-13 07:20 x
おはようございます。

「嘘」という字も当てはまりそうな年でしたね。
偽造という嘘がばれても「やっていない」と嘘の上塗りをする経営者たちをはじめ、たくさんの人が「嘘」をついているのを見ましたね。

こうしたことは、今年になって急に発生したのではなく、バブルの時の表面だけ取り繕って、中身はスカスカという風潮のツケが回ってきたのだと思います。

まあ、よく考えていくと、戦後の復興―成長というプロセスの中で、置き去りにしてきたことのツケなのかもなあ、と思ったりもしています。

せめて自分たちは正直に、人とちゃんと向き合える人生を送りたいと、たまに自分を戒めたりして・・・
Commented by capricciosam at 2007-12-13 22:19
>むぎさん、コメントありがとうございます。
>「嘘」という字も当てはまりそうな年
確かにご指摘のとおりの光景も多かったですね。まったく、まともな字が思い浮かんでこないのは、世の中がいかに荒んできているのか、ということの象徴なのでしょう。おっしゃる意味での、ある種の「ツケ」なのでしょうが、将来的には大きな代償となりかねない話です。
>せめて自分たちは
やはり個人のレベルでの自覚と謙虚さは保っていたいところですね。


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