NYフィル平壌公演@2008

最初この話を聴いた時は我が耳を疑い、
「ホントに実現するの!?」
と思ったものだが、それも昨夜1500人の聴衆を得て実現した。
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演奏された曲は
1曲目北朝鮮国歌
2曲目アメリカ国歌
3曲目ワーグナー「ローエングリン」第3幕序曲(前奏曲?)
4曲目ドヴォルザーク交響曲第9番「新世界より」
5曲目ガーシュイン「パリのアメリカ人」
アンコール
1曲目ビゼー「アルルの女」からファランドール
2曲目バーンスタイン「キャンディード」序曲
3曲目朝鮮民謡「アリラン」

国交関係が樹立していない国に文化使節を送って重い扉を
開こうとする試みなのだろうが、NYフィルがこんな役割を
引き受けたのは何度もあるのだろうか。
冷戦時代の1959年、バーンスタインに率いられてソ連へ出かけて
演奏をした記録は写真のCDとなっている。
(ただし、私はこのCDを実際に聴いたことはありません)
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今回は指揮が超ベテランのマゼールだったから、
演奏自体は客席をうならせる出来だったのでは、と推測。
おまけに、次はエリック・クラプトンを予定とは!?
急にどうなったんでしょうか?ひょっとしたら…
でも、世界でも指折りのワーストに入ろうかという独裁国家
相手では、劇的な変化は期待薄なのでしょうね…
<追記3.2>
※について。江川紹子さんのHPからの孫引きですが、
旧ソ連には上記のNYフィルの前に1956年ボストン交響楽団。
(これは演奏の記録があるんだろうか?)
ニクソン大統領が国交のなかった中国を訪問した翌年
(何年になるんだろう?)にはフィラディルフィア管弦楽団。
フィラディルフィアはクリントン大統領の公式訪問(ベトナム戦争後
初の大統領公式訪問)前の1999年にベトナムにも。
こうしてみると、米国のメジャーオケは米国外交の
露払い的役割を結構はたしているんですね。

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by capricciosam | 2008-02-27 22:33 | 時の移ろい | Comments(0)


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