とりとめもなく@2008年3月上旬

その1「果実を分かち合う」

首相が経団連トップに賃上げを要請、という珍しい記事が
目についた。「なぜ?」
その行動に関する首相の考えは内閣メルマガに載っていたが、
一読して至極もっともなこと、と思えた。

メルマガにあるとおり
「働いている皆さんの給与の平均は、ここ9年間連続で
横ばい、もしくは減少を続けて」いる。
春闘が実質的に機能しなくなってきて久しい。
賃上げも何年も経営側に押さえ込まれてきた一方、
会社側の業績は
「大企業を中心として、バブル期をも上回る、これまでで
最高の利益を上げる」くらいになってきた。
生活に直結する諸物価が高騰してきた背景を考えれば、今こそ
「果実が、給与として、国民に家計に還元されるべき」
なことは明らかで、メルマガに共感。

しかし、企業の好調ぶりをメルマガでは
「さまざまな構造改革の成果」と自画自賛されているが、
依然、一庶民としては実感されないし、将来への展望も復活しない。
それと、果実の成果が確実に分配されるためには、「正規社員」で
なければ無理というもの。派遣に代表される非正規雇用が増大し、
使い捨て労働の旨味を知った企業に正規雇用を増やすように
併せて迫ってもらいたかったなぁ。
若者をワーキングプアとして放置している格差社会は
果たして将来の健全な社会をもたらすのだろうか。

その2「まぜるな危険」

5・7・5の17文字で構成される川柳は季語から解放されるせいか、
自由な発想で読んでいて思わず顔がほころぶものが多い。
そこに「自虐性」「ほろ苦さ」がわりと目立って、
俄然光を放つ代表例は「サラリーマン川柳」か。
この手は少ないのかな、と思っていたら「足クサ川柳」というのを発見。
大賞の「まぜるな危険」をはじめ、思わずうなったり、うなずく作品の数々。
足のニオイは男女を問わない悩みだろうなぁ、と思っていたので
「裾上げ」と「ブーツ」はそのまんまですが、うけました。
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by capricciosam | 2008-03-07 23:19 | 時の移ろい | Comments(0)


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