トップのけじめ

今日は好天の一語。
家事はさておき、どこか出かけたい気分になっても、全然おかしくない好日。

されど、カミサンがこのところ体調不調のため家事に追われ一日が暮れていく。
「こんな時もあるさ」
なにしろ、「病めるときも…」と誓った仲なんだから…
若いときはお互いの体調不良なんて、そうめったにあるもんじゃないけれど、
老境間近の世代になってくると、体調不良はお互い様で、
体調、即ち健康がいかに重要か、ということに「ハッ」とさせられることか。
「老い」とともに「健康」という言葉の重みが間違いなく増していきます、ハイ。
それにしても、後期高齢者医療制度は、なんとも酷な仕打ちだな…

ところで、北海道滝川市で発生した生活保護費不正受給問題。

今じゃ、「生活保護費詐取事件」として明らかに「詐欺」事件となっています。
「果たして実態はどうなのか、行政は適切な判断を示したのか」
市役所内部の調査だけでは不十分として第三者委員会が構成され、
今回の事件の検証に当たり、結果が報告されました。
概ね滝川市の責任を指摘しつつも、何故か市長の責任にはあまり踏み込まず。
そして、これを受けて市長は減給50%を年内継続として、自らは辞職せず、
という責任のとりかたを示しました。

巨額な税がいいなりに支出されていた。
滝川市の監査委員は市長にも直接指摘していたのに、
自らはなんら行動も起こさないし、特段の指示もしない。
市長や市役所という機能の無責任さ、無能ぶりの露呈。

当然、2億円以上にもなる巨額不正詐取だけに、全国的にも大きな影響を
与え、これによって生活保護費の支給がより厳格になった地方自治体も
全国的にあるようです。それによって被害は本来の受給者である「弱者」に
及ぶ恐れが大きい懸念もあるようです。
それなのに、最大の責任者であるトップが「減給」で逃れようという姿勢
ですから、以下の市職員の意識、士気の程度はどうなんでしょうか…

私は滝川市民ではありませんが、当初から市長の「逃げ」の姿勢が目立ち、
政治家としてのけじめのなさに失望感を抱いたものですが、
しかし、ことここに至っては、はっきり幻滅です。
この「居直り」に対して市民からはリコールの動きもあるようです。
滝川市民の皆さんの判断や、いかに。
[PR]
by capricciosam | 2008-04-19 23:41 | 時の移ろい | Comments(2)
Commented by むぎ at 2008-04-20 16:49 x
奥様、お加減はいかがですか。
>「老い」とともに「健康」という言葉の重みが間違いなく増して
確かに、健康な時とそうじゃない時でモチベーションも全然違ってくることを、年末からの入院騒ぎで私も実感しました。
若い頃は気力で乗り切れたことも、今は逆に不調のために気力がわかないわけで・・・
くれぐれもお大事にされてください。

滝川市の問題は、やはり滝川市民の良識がこれから試されると言えますね。
自分たちが選んだ市長なわけですから。
Commented by capricciosam at 2008-04-20 22:38
>むぎさん、コメントありがとうございます。
>不調のために気力がわかない
これは当の本人だけでなく、私もそれに近いものがあります。
ご心配いただき、また暖かいお言葉ありがとうございます。
公開されているブログに書くような話でもないな、と思いつつも、どうも心中のかなりな部分を占めていて、記事としては滝川の事件だけでも十分でしたが、ついつい付け足してしまいました。ご寛恕ください。


<< チケット求めて とりとめもなく@2008年4月中旬 >>