回避するに足りうる事情

山口県光市の母子殺人事件差し戻し控訴審の判決が
広島高等裁判所であった。

<今朝書き込もうとしたら、メンテナンス中>
<今夜もこんな時間ですが、めげずに続けます>

差し戻し控訴審から組織された大弁護団の支援を受けて
被告が新たに供述したことを、ひとつひとつ
「納得できる説明をしていない」
「到底納得のいく説明とは言い難い」
「到底信用できない」
として、ことごとく退けて
「死刑選択を回避するに足りる特に酌量すべき事情は認められない」
として極刑とした。

判決でも指摘しているが、被告が差し戻し控訴審前の弁護人と296回の
接見を重ねたにもかかわらず、新たな供述内容を話さなかったのは
「まことに不自然」
としたのは、素人が考えても至極真っ当な判断であったと思う。
結果的に、この「不自然さ」がいたずらに裁判を長引かせ、被害者遺族を
苦しめたのではないか。
被告はさらに罪深いことを重ねたような思いがする。

被告側はただちに上告したようだが、
前回高裁に差し戻した際に、最高裁も判断回避ながら、被告人に
対して厳しい見方をしていただけに、このまま高裁の判決が確定する
可能性があるのではないか、と思う。

今朝偶然見た報道で気になったのは、
少年に対する死刑判決の可能性を4人殺害から2人殺害になって
ハードルが下がったと、その辺を強調し、「単純化」して報道していたことだ。
これでは1人だったら、まだ大丈夫的考えをはびこらせかねない訳で、
一種のミスリードにもなりかねないなぁ、と心配になった。
まあ、前向きに捉えれば、少年の犯罪抑制をしようという気持ちが下敷きには
あったのかもしれないが…、そんなへたな小細工よりも
本村さんの会見を無修正で報道したほうがよほど心を打つというものだ。
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by capricciosam | 2008-04-22 23:53 | 時の移ろい | Comments(0)


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