見えないを生きる

週末天気が悪い日が続き、庭の草取りも見送っていたら
貧相な庭がますます貧相になってきたので、天気の回復した
今日は午後いっぱいを休憩もとらずに草取りに費やしました。
いい汗かいたんですが、やや脱水気味。
やはり、年相応に休憩はとるべきでした、と反省。

今夜たまたま観たETV特集は中途失明者を取り上げていました。
京都にある彼らを収容して自立に至る訓練をする寮に
収容されている方たちを追っていた。

何人かに共通していたのは、中途失明した時
自暴自棄になって荒れたこと。
何れも奥さんや子供がいる方だけに、お互いが大変だっただろうな、
と推測(この辺は番組では触れません、言わずもがなですか)
でも、ちっとも、おかしいことではない。
自分がその立場になったら、ありったけの呪詛をはきながら、
きっとそうなるでしょう。

そういえば、昨年のガイドドッグ・オープンデーで体験した完全暗室が
盲目の疑似体験では高レベルなものだった。まったくの闇。
あの時のパニックは、自分でも意外だったが、
あれでも脱出すれば可視の世界に行き着けることが
保証されているから、多少は冷静さを保っていたが、
内心はパニックそのもの。
いかに闇に順応し、闇に生きることが大変なことか。

教職にいた方のうち20代で失明された方は、
ぜひとも復職しようとし、40代で失明された方は、
元の職場の同僚と会ったり、職場に顔をだすまで時間を要している。
モチベーションを取り戻すまでの時間の長短はあれど、
気持ちが前向きになっていく過程にホッとしつつ、
実際に教壇に立つことのハードルの高さを想像して、絶句。

人生の中途で本人が予想だにしないハンディキャップを負い、
それを克服することがいかに大変なことか。
また、それを支援していく人たちがいる。
一体、全国でこういう取り組みをされている所はどれくらいあるのだろう。
お寒い状態でないことを期待したい。
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by capricciosam | 2008-06-08 23:55 | 時の移ろい | Comments(2)
Commented by munehito_miwa at 2008-06-09 14:02
はじめまして、たまたまサーフィンしてたのですが
実は知り合いがそちらで働いているのです。TV放送があったのですね。
なんだか、その空間に居たら、自分もいつ失明してもおかしくないな、と覚悟ができるそうで・・・。
同じ人として人事で済ませるような話はないのかもしれませんね。
Commented by capricciosam at 2008-06-09 22:10
>munehito_miwaさん、コメントありがとうございます。
>自分もいつ失明してもおかしくないな、と覚悟ができる
実はTVを観ていて私もそんな気分に近いものを感じました。
「誰にでも降りかかってくるもんじゃなかろうか!?」
ただ、実際は「そうはなりたくない」という自分がいるのも事実です。
お知り合いの方はもちろんTVをご覧になったのでしょうね。
目立たないかもしれないけれど、やりがいのある仕事につかれたことは間違いないように思います。


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