インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国@映画2008

この作品が公開されて一週間も経った頃だったろうか。
偶然聴いた地域FMでこの作品を話題にしていた。
さすがネタバレはしていなかったが、結論は
「オッと思うようなものは少ないかもしれないが、
シリーズものとしては十分楽しめます」
こんな感じで締めくくっていた。

「そうか、抜群ではないが、十分なんだろうな」

こんな印象を抱いたが、映画を見終わった今なら、
これにちょいと但し書きしたい気分。
ほぼ一年前に「ダイ・ハード4」を観たが、本作品も言わば
シリーズもので「インディ・ジョーンズ4」とつけたい4作目。
ともに前作よりほぼ10~20年経過して、主人公は年老い、
人間関係もその年月に併せて変化した要素を盛り込んでいる。
つまり、シリーズを見続けた者にとっては、主人公の老けた顔に
応じたドラマの要素も楽しめる訳で、私は十分楽しめた。
料理に例えれば高カロリーな単品ではないが、
カロリーバランスもよく考えられた一品であることは間違いない。
まあ、この辺が評価の分かれるところなのだろう、と思う。

<ネタバレがありますので、ご注意ください>

人類は進化してきたという説が定説ではあるが、古代文明の中には
現代に匹敵するような文明があったと考えざるを得ない事柄もある
ようで、では、一体それを構築した者は誰か、という点が問題になる。
回答のひとつが「地球外生命体」の存在である。
1950年代の米ソ冷戦構造を背景に、当時異星人を発見したという
有名な事件を絡めて、結局古代人の風習の結果だと思われていた
変形した頭骨を模した秘宝クリスタル・スカルは実は異星人の頭骨
そのものであり、黄金都市エルドラドに潜むのは異星人の円盤だった、
というオチにつながっていく。
毎回荒唐無稽なストーリーなんですが、とうとうUFOですか。
まったく予想もつかなかった展開に正直驚きました。

それに、これまでのエピソードがチラリと見えたり(例えば、倉庫に
眠る一作目のアーク)、実の親子とわかった途端「ジュニアJr.」と
呼んで子供が反発するシーン(3作目のショーン・コネリーとの
掛け合いを思い出します)なんて、シリーズを楽しんできた者を
くすぐる仕掛けがありますから、たまらない。

ブルース・ウィリスに比べたら老け顔濃厚なハリソン・フォードですが、
シリーズ作品としては十分な水準で楽しめました。
(次作はないのかもしれませんが、実の子がJr.として登場したので、
第三作のようにハリソン・フォードが父役で一作できそうな気配を
感じました)
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by capricciosam | 2008-07-01 21:47 | 映画 | Comments(0)


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