ファビオ・ルイジ&PMFオーケストラ@PMF2008

PMFオーケストラの楽しみはなんと言っても、その「成長ぶり」
会期が進むにつれ、オケとして格段のまとまりと輝きを増す。
それだけにKitaraでの札幌ラスト公演は聴きたいところでしたが、
今年は前売りで買い損なってあきらめていました。
でも、若干の当日券が発売されるとの耳寄りな情報が。
ダメもとで並んでみたところ、お陰様でなんとか入場できました(^^)
さすが空席は目立たず、カメラも複数見られ、ほぼ満席。

1曲目ドン・キホーテ
独奏チェロによるドン・キホーテと独奏ヴィオラによる
サンチョ・パンサを主軸にした音絵巻、といった感じの曲である。
しかし、ソロだけでなく、オケもがんばらなければ、この音絵巻は
楽しめない。オケにとっても成果を試すにはうってつけだったような
気がするが、ハードルがちょいと高かったか。
総じて管楽器の不安定さが目立ち、「こんなはずでは?」
しかも、オケ全体の音にものびやかさが不足している感じ。
先週聴いた時に比べ、一瞬後退したような印象に戸惑う。

2曲目幻想交響曲
言わずと知れた名曲のせいか、1曲目よりも安心して聴くことが
できた。1曲目では不安定だった管楽器もホルン以外は立ち直り、
オケの音色も安定し、輝き出す。
大盛り上がりで終演。

F・ルイジさんの指揮で聴くのは2004年芸術の森以来2回目。
あの時は位置が良くなかったのか、演奏を楽しむまでには至らず、
印象も乏しく、今回が事実上初めてのようなもの。
ルイジさんはせわしく身体全体を使って、オケにもこまかく指示を
与えていきますが、紡ぎ出す調べは割と堅実な印象を持ちました。
開演前には2010年から芸術監督就任とのことで、ステージに
登場されて英語で挨拶されましたが、好印象。
さて、2010年はどんなプログラムで楽しませてくれるのでしょうか。
<7.28追記>
「どうして来年からじゃないのか?」
北海道新聞によれば、来年は20周年ということで、
PMF初期に芸術監督として支えたマイケル・ティルソン・トーマスや
クリストフ・エッシェンバッハが参加するからのようですね。
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by capricciosam | 2008-07-26 23:46 | 音楽 | Comments(0)


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