さようなら赤塚不二夫さん

また一人昭和を振り返った時に欠かせない人が逝った。

赤塚さんの作品との出会いは「おそ松くん」。
ギャグとキャラクターのナンセンスさに惹かれて、
子供心にはわからないなりに楽しく読んでいましたね。
ちび太の手に持つおでんが気になりました。
「そう、ダヨ~ン」
「ハタ坊だじょう」
でも、やはりイヤミですね。「そうざんす」
「シェー」のポーズはよく真似ました。

しかし、びっくりしたのはなんといっても「天才バカボン」
シュールすぎるというのか、超越しているというのか…
あのニコニコ話す赤塚さんからは到底想像できない突出ぶり、
不条理ぶりには「凄み」を感じたものでした。
「う~ん、すごいもんだ」

「天才バカボン」は漫画よりもアニメ化されたほうが
印象深くて、再放送も含めてよく見ましたねぇ。
特に、最初の歌。
「西から昇ったお日様が 東~へ~しずぅむ~」
へんな歌詞を明るく歌っていたと思ったら、急に浪花節調に
こぶしを効かせて歌うと、
「これでいいのだ~、これでいいのだ~」
とコーラスがかぶさってくる。こたえられません。
オマケに、最後は
「バぁ~カボン ボン」
と歌うとパパの鼻毛のどアップでおしまい。もうたまりません。

赤塚さんのご冥福をお祈りいたします。
<8.10追記>
告別式でのタモリの弔辞はなかなか感動的でした。
「私もあなたの数多くの作品のひとつです」
でも、白紙だったというのはホントなのでしょうか。

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by capricciosam | 2008-08-03 21:01 | 時の移ろい | Comments(2)
Commented by ちょろきゅ at 2008-08-10 11:58 x
惜しい才能が一人また一人と遠くへ旅立っていくのはさびしいものですね。
しかし、バカボンのパパの「これでいいのだ!」というセリフはタモリさんもおっしゃってましたが、その一言ですべてを肯定するという一種哲学的な考え方ですね。
ゴチャゴチャ考えずに『天才バカボン』を見てアハハ・・・・・と笑い飛ばす。
バカボンのパパに「これでいいのだ!」と背中を押され、また元気が出る。
「これでいいのだ!」
Commented by capricciosam at 2008-08-10 22:05
>ちょろきゅさん、コメントありがとうございます。
>その一言ですべてを肯定する
タモリも弔辞で改めて指摘していましたね。「全肯定」という
俗にまみれる凡人にはなかなか至難の技なのですが、
>ゴチャゴチャ考えずに
おっしゃるとおりで、アレコレ考えてもしょうがありません。
「これでいいのだ!」と前向きにいきましょう。


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