強突張り

「あっ、こんなのなんて言うんだっけ…」

そこで、ひらめいた言葉が「強突張り」
手元の辞書には「ひどく欲張りでがんこなこと。また、そういう人。」
とある。「がんこ」かどうかは知らないが、どうも「欲張り」そうではある。

道内報道だとは思うが、北海道副知事を3月に退職したK藤某という輩が、
7月に再就職した北海道が出資している財団法人のトップに就任した
途端、給料を上げろと言い出した、とのこと。

>道の再就職要綱は、副知事経験者の年間報酬上限額を660万円とし、
>再就職先の要請で年齢制限を超えて働く場合などを想定し、
>「特別の事情があるときは道と協議しなければならない」としている。
>道などによると、元副知事は、この上限額を了承して道に承諾書を提出、
>今年7月1日、同公社に理事長として天下りした。
>ところが、就任当日の理事会で、(理事長より下位の)民間出身役員の
>報酬が1300万円を超えていることなどを理由に、
>「職務職責に応じた報酬にすべきだ」などと主張。道と協議するため、
>自らの報酬を年1440万円に引き上げるよう提案したという。
(以上、読売新聞より)

「職務職責に応じた」とは、もっともらしいが、しょせん「天下り」だろう。
ちなみに、件の公社には北海道は80億円程度出資しているらしい。
まあ、現職当時も含めて、北海道の財政が「倒産」に匹敵する危機的状況
にあることは承知しているだろうし、現役当時は給料削減に甘んじ、
部下には危機意識を持てと、訓示をたれてきたんだろう。
それなのに、所変われば自分の給料はもっとよこせ、ときた。
ロストした分を取り返そうというつもりなのか!?
もちろん、道の出資のない組織なら、一個人の見解として
通用する面もあるのかもしれないが、現に道とのつながりがあり、
しかも再就職に関して承諾書を提出しておきながら、では
実に破廉恥な行為と言わざるを得ない。
なんとも、さもしい人間がいたものだ。

60歳を越えているんだし、これからの余生は「奉仕」するんだ、
という気持ちを持てないものだろうか。
もっとも、こういう気持ちが少しでもあれば、こんなことは言い出さない
だろうし、報道もされないというものか…
にしても、驚き、あきれ、恥ずかしい話だ。
(「つぶやく」だけではどうにも心が収まらない)
<9.19追記>
開会中の道議会で高橋知事が
「道庁OBが道が出資する関与団体などに再就職する際のルールを
定めた要綱を年度内をめどに見直す方針を明らかにした。
また、役員報酬などの公開を求める関与団体を拡大し、透明性向上に
取り組む考えも示した。」(以上、北海道新聞より)
ぜひ、こういうルールの裏をかこうとするような
破廉恥きわまりないたくらみを阻止してもらいたいものだ。

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by capricciosam | 2008-09-16 23:51 | 時の移ろい | Comments(0)


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