シンフォニア・ヴァルソヴィア@Kitara2008

今月は室内オーケストラに縁があるようで、今夜も室内オケ。
確か今年のラ・フォルジュネに出演していたはず。
名前をはじめて耳にした時は
「どこの国のオケなんだ?」状態。
どうやらポーランド室内管弦楽団が母体となったようですが、
メインプログラムは東欧圏のオケらしさ(そんなものあるのかどうか、
なんですが…)を感じさせることもなかったですね。
わずかに「お国柄」を感じさせたのはアンコールの「フィガロの結婚」序曲。
軽やかさよりはやや重心の低い、堂々たる演奏でした。

1曲目ショパン「アンダンテ・スピナートと華麗なる大ポロネーズ」
現在はピアノ独奏で弾かれることが多いようですが、初耳。
前半はオケもひたすら小山実稚恵さんのピアノ独奏に耳を傾けているだけ。
しかし、オケの加わる後半はタイトルどおり「華麗な」印象をふりまき、
この曲を閉じます。この段階でショパンの術中にはまり、うっとり状態。

2曲目ショパンのピアノ協奏曲第2番
第1番は聴いたことがあるのですが、これは初耳。
なんでも第2楽章が初恋の人を想って作られたという逸話で有名
らしいのですが、なるほど連綿たる情緒が満ちあふれている感じで
聴いてるこちらも、なにやら切なくなる想いが…
小山さんの実演は1曲目も含めて初めてでしたが、
紡ぎ出す音は実にきれいでまたまた、うっとりです。
鳴りやまぬ拍手に応えてアンコールにショパンのノクターン第20番。
これって映画「戦場のピアニスト」で一躍有名になった曲では!?

3曲目はシューベルトの交響曲第7番「未完成」
好きな曲のひとつで、普段は大オーケストラのCDで耳にすることが多い
のですが、こういう上手い室内オケで演奏されると、またグッときます。
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<蛇足>
季節のせいか演奏中会場のあちこちから咳が絶えませんでした。
せめて口にハンカチぐらいあててもらいたいものです。
充実した内容にもかかわらず、空席が目立ち、客の入りは6割程度か。
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by capricciosam | 2008-10-22 23:50 | 音楽 | Comments(0)


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